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劉邦の粛清
中国の漢の高祖である劉邦が行った粛清について 韓信、張良、蕭何を劉邦個人の特別な参謀というか、 相談役みたいな地位に置いて防ぐ事は 出来なかったんでしょうか? この3人を相談役や参謀にして劉邦の傍に置いておけば 謀反を起こそうとする勢力に対する威嚇にもなるでしょうし そうしていれば韓信も謀反を起こさなかったんじゃないでしょうか?
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このようなご質問をされるのですから、「中国史」にお詳しいのだと想像します。私は全く知りませんが、興味のあるご質問だったので、調べてみましたが、基礎的な知識がないので「劉邦が行った粛清」のことはまったくわかりませんでした。 分からないのに回答するのは、きわめて無責任なことです(笑)が、ただ、ご質問から感じたのは、中国というのは、秦の始皇帝の時代から現在に至るまで、「1(オール=絶対の権力者)か0(ナッシング=ただの罪悪人)か」の歴史を積み重ねてきた世界のように感じています。 だから「韓信、張良、蕭何を劉邦個人の特別な参謀というか、相談役みたいな地位に置いて防ぐ事は 出来なかったんでしょうか?」という疑問については「できなかった」と感じました。 トップに上り詰めたその瞬間から、「部下が敵になってしまう、特別な参謀が謀反人になってしまう」というのが、中国史ではなかったかと。「特別な参謀」を作ることが、自らの身を亡ぼす、……それが中国という国であり、周辺地域からの侵入なども含めて、まさに「内憂外患」の歴史、それが今日に至るまで国政が安定しない中国という国、大陸の風土なのではないかという気がしています。
お礼