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清朝末期の軍閥
中国の清朝末期の軍閥は マイナスに言われる場合が多いですが、 反動的な政治組織だったんでしょうか? 軍閥の首領たちは軍閥を養うために 軍事工業、繊維工業などを興し、 資金を貯めて西洋式の銃や軍備を整えて力を付けて 皇帝を退位させて清朝を終わらせたし、 進歩的な面はあったと思います。 その後、蒋介石の北伐で国民党に吸収された 事実を見ると中国に資本主義経済を導入する役割を 果たしたんじゃないかなと思います。
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物事にはいい面と悪い面が必ずあるものですから、軍閥が全て悪いともいえないとは思いますが、しかして彼らがやっていたことはなんというか、私利私欲に基づくものですからね。 中国人は強い権力者が力で押さえつけるようなことをしないと、みんな私利私欲が強いので社会をコントロールできないんだろうなと思います。 中国史において「歴史に名を残す政治家」という人たちはほぼ一人残らず粛清の嵐の独裁者になっています。 元祖である始皇帝から、劉邦、洪武帝や毛沢東に至るまで、みーんな暴君なんですよ。粛清しないとどうなるかっていうと、地方で反乱がバンバン起きてしまうのです。 そしてその地方で反乱を起こす連中が、軍閥なんですよね。項羽や劉邦なんかもそういうもんだし、劉備や曹操もそうです。 結局中国史ってのは、どこかの軍閥の親分が天下を統一し、他の軍閥の親分を粛清しまくって権力を維持するか、反乱を起こされるかのどっちかなんですよね。 19世紀から20世紀にかけての中国の軍閥は勝手に紙幣を作ったりとやりたい放題です。あの張作霖も、日本軍によって殺された直接の原因は、日本が建設した満州鉄道の路線のすぐ横に鉄道を敷いて、満州鉄道より安い料金で営業するということを堂々とやったからです。中国人にいうことをきかせようと思ったら、いうことを聞かないやつを殺すしかないんですよね・笑。
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