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シュレーディンガーの猫について教えてください。

「シュレーディンガーの猫」の「の」は、どういう「の」ですか。 「の」は、所有を表したりします。例えば、「私のお金」は、「私が所有するお金」ということです。 「シュレーディンガーの猫」の「の」が所有を表すとすると、「シュレーディンガーの猫」はシュレーディンガーが飼っていた猫の話でしょうか。 それとも、他の種類の「の」だとしたら、どういう意味の「の」ですか。

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noname#258756
noname#258756
回答No.7

所有格でしょうね。もちろん飼育の意味ではありません。所有は、例に挙げているお金の所有や猫の飼育のような物的所有より広い概念です。〇〇のアイディア、〇〇のジレンマ、〇〇のボスなど全て所有格です。〇〇に属する、の程度でとらえれば大体意味が通ります。シュレディンガーの概念装置として、つまり彼のアイディアとして、その想像上の猫は彼に属するということです。

715714797
質問者

お礼

ありがとうございました。

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その他の回答 (10)

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10005/12514)
回答No.11

>シュレーディンガーは猫(を飼っていたみたいです。アメリカンショートヘアで、名前はミーコです。 その場合、「シュレーディンガーの猫」の「の」は所有を表す「の」です。⇒そうですか、それは知りませんでした。そうすると、「シュレーディンガーの猫」は、「シュレーディンガーが持つ猫/飼っていた猫」って感じですかね。 ただ、《量子論の文脈では》やはり、「シュレーディンガーが実験に用いた猫」の方がよりふさわしいかも知れませんね。そして、補足として、「シュレーディンガーは猫を飼っていた」とか「シュレーディンガーは愛猫家であった」などと注記すれば、全体が自然な流れになることでしょう。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10005/12514)
回答No.10

ちょっと長くなりますが、補足にお答えします。 A.「の」の用法説明は人ごとにいろいろ ネットの関連サイト、https://mimizuku-edu.com/no-no-yohohttps://blaao.net/2020/07/06/kakuzyoshi-no などでは、主格用法を第1に扱い、添付してくださったサイトでは、連体修飾格用法を第1に扱っています。歴史的経緯を重視するか、用例の多さを重視するかの違いでしょうか。また、『国語学辞典』(国語学会編)では、主格用法は「格(変化)」で扱い、連体修飾格用法は「修飾語」という別項で分けて扱っています。さらに、国語学者大野晋『日本語の文法を考える』では、両用法を共有する「が」と「の」との比較という形で、各種のコーパスを使って分析しています。このように、説明の仕方や内容はいろいろです。それほどに「の」の用法は複雑、かつ多岐にわたっているということで、即断すると間違いに陥りやすいように思います。 B.「の」の用法は複雑怪奇 さて、そういう多様で曖昧な面がある中で、最も用例の多い連体修飾格用法ですが、問題は多くの表現が形式のみに基づいて同じ用法に分類されていることです。その真意が不明瞭のまま、形式上の同一性だけで同じ用法に分類されることがあることです。「猫の尻尾」というような例は明快で間違いようもありませんが、例えば、「大統領の肖像画」などはどうでしょう。形は確かに連体修飾格ですが、文脈環境に応じてそれは、①「大統領が持っている肖像画」、②「大統領が描いた肖像画」、③「大統領を描いた肖像画」のいずれをも意味し得るわけです。こういう場合を考慮すれば、どうしても「用法の下位区分」をしたくなります。そして、そのための用語として私は「主格関係」などの語を用いたわけです。それがおこがましいと言われるなら、ちょっと譲歩して「(連体修飾格の中の)準主格用法」としてもいいです。 C.「シュレーディンガーの猫」の場合(執着心) 最初の回答で、《量子の状態は、確率的に定めることができるだけで決定論的に表すことはできない(シュレーディンガー方程式)、ということを「猫の生死に関する思考実験」によって説明した》と述べました。Wikiの文献によれば、詳細は次のようです。 《蓋のある密閉状態の箱を用意し、この中に猫を1匹入れる。箱の中には他に少量の放射性物質とガイガーカウンター、それで作動される青酸ガスの発生装置がある。放射性物質は1時間の内に原子崩壊する可能性が50%であり、もしも崩壊した場合は青酸ガスが発生して猫は死ぬ。逆に原子崩壊しなければ毒ガスは発生せず猫が死ぬことはない。「観測者が箱を開けるまでは、猫の生死は決定していない」とされている。原子がいつ崩壊するのかは量子力学的には確率的にしか説明することができない。観測者が見るまでは、箱の中の原子が崩壊している事象と崩壊していない事象は重なり合って存在している。観測者が確認をした瞬間に事象が収縮して結果が定まる。シュレーディンガーはこれを「猫の生死」という事象に結び付け、「観測者が箱の中身を確認するまでは、猫の生死は確定しておらず(非決定)、観測者が蓋を開けて中を確認した時に初めて事象が収縮して、それにより猫の生死が決まるとして、箱を開けるまでは、生きている猫の状態と死んだ猫の状態が重なり合って存在している」という意味に解釈し、「ミクロの世界の特殊性」を前提にした量子力学者たちの説明に対して、「マクロの事象」を展開することによって「量子力学の確率解釈」が誤っていることを証明しようとした。》 別の筋から、以前、「量子の振る舞いが不確定なことについては、人間が観察するという行為自体が、その不確定性に影響するらしい」というようなことをかつて聞いた覚えがあります。ともかく、以上のもろもろの考察から再考した結果、といいますか、再考しても依然変わらず、「シュレーディンガーの猫」の「の」の用法は、上記の②「大統領が描いた肖像画」と同じような、「主格用法」あるいは「連体修飾格のうちの準主格用法」と呼ぶことにこだわっています。すなわち、「シュレーディンガーが扱った/説明に利用した猫」という解釈です。

715714797
質問者

補足

定かではありませんが、シュレーディンガーは猫(を飼っていたみたいです。アメリカンショートヘアで、名前はミーコです。 その場合、「シュレーディンガーの猫」の「の」は所有を表す「の」です。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10005/12514)
回答No.9

>「チャップリンの演じる独裁者」の「の」は主客ですが、「チャップリンの独裁者」の「の」は主格とは言わないです。 ⇒はい、ですから「主格《関係》」と言っているのです。

715714797
質問者

補足

主格関係なんてのはありません。 goo辞書から抜粋します。 (リンクを貼ってもページに行けないらしいですが一応、貼ってみます) https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%AE/#jn-171157 「の」の解説 1.連体修飾格として諸種の関係を表す。 ~(略)~ (カ)作者・行為者。 …の作った。…のした。「校長―話」 ~(略)~ 2.動作・作用・状態の主格を表す。「交通―発達した地方」「花―咲くころ」「まゆ毛―濃い人」 ~(後略)~ 引用終わり これをみると、「連体修飾格」の(カ)の項目であって「主格」ではないと思います。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10005/12514)
回答No.8

前便で、補足の後半への応答が抜けていましたので、補足します。 >他にも「チャップリンの独裁者」とか「アインシュタインの光子箱」と言ったりします。それと同じ「の」ではないですか。こちらの用法の「の」の例の方が多くないでしょうか。 ⇒これらの場合も、「主格関係」を表していると思います。「チャップリンの独裁者」=「チャップリンが演じる独裁者」、「アインシュタインの光子箱」=「アインシュタインが提起した光子箱」といった感じです。 人口に膾炙して1つの固有名詞のようになり、一人歩きするようになった表現の多くは、このように「主格関係」を表す場合が多いようですが、時に「目的格関係」を表す場合もあります。例えば、「モナ・リザの肖像画」=「モナ・リザを描いた肖像画」、「天は人の上に人をつくらずという名言の主」=「天は人の上に人をつくらずという名言を発した主」、などです。 つまり、仰せの《有名人の名前を冠するときに遣う「の」》であり、《それだけで1つの固有名詞みたいな言葉》といえど、それは「の」語法を説明しているのでなく、《「主格関係」や「目的格関係」を表す用法に属する表現のうちで、特に、人口に膾炙して1つの固有名詞のようになった例》に過ぎないわけです。

715714797
質問者

補足

文に述部がないなら、主客とは言えないと思います。あくまでも述部が文の中に書かれてこそ、主客の「の」です。 つまり、 「チャップリンの演じる独裁者」の「の」は主客ですが、「チャップリンの独裁者」の「の」は主格とは言わないです。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10005/12514)
回答No.6

>私は「シュレーディンガーディンガーの猫」の「の」は、「関口宏の東京フレンドパーク」の「の」と同じような感じがします。つまり、有名人の名前を冠するときに遣う「の」です。というか、それだけで1つの固有名詞みたいな言葉です。 ⇒それが広く知られるようになると、1つの固有名詞のようになって一人歩きすることはありますね。でも、それが「の」の用法に1つとされるかどうかは、分かりません。 >もし、主格だとすると「関口宏(が司会を務めている)東京フレンドパーク」ということですか。 ⇒はい、そのとおりです。言い方を変えるとしても、せいぜい「関口宏(が主宰する)東京フレンドパーク」といったとこで、つまり、仰せのことと同じです。

  • Nakay702
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回答No.5

再度の補足を拝見しました。 >主格というのは 「私の描いた絵」「風の冷たい日」とかではないですか。そんな例しか見つかりませんが。 ⇒いわゆる「例」を示す場合、通常「典型的なもの」を挙げますね。 実際上では、典型的でないものもいろいろあり得るわけです。

715714797
質問者

補足

納得できる説明ではありません。私は「シュレーディンガーディンガーの猫」の「の」は、「関口宏の東京フレンドパーク」の「の」と同じような感じがします。つまり、有名人の名前を冠するときに遣う「の」です。というか、それだけで1つの固有名詞みたいな言葉です。もし、主格だとすると「関口宏(が司会を務めている)東京フレンドパーク」ということですか。それはひねりすぎだと思います。 他にも「チャップリンの独裁者」とか「アインシュタインの光子箱」と言ったりします。それと同じ「の」ではないですか。こちらの用法の「の」の例の方が多くないでしょうか。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10005/12514)
回答No.4

補足を拝見しました。 >主格の場合、述語が続くのではないですか。 ⇒解釈上では確かに述語を続けて考えます。 しかし、いちいち実用上で述語を続けるなら、「の」を使う意味がなくなります。 ある意味、述語を端折るために、「の」を使うわけですから。

715714797
質問者

補足

主格というのは 「私の描いた絵」「風の冷たい日」とかではないですか。そんな例しか見つかりませんが。

  • heyboy
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回答No.3

うる覚えですが、 「シュレーディンガーの猫」とは 密閉された容器で 現在猫は生きているのか? 死んでいるのか? みたいなものだった気が するのですけどね。 多分「の」は物体の存在を 表しているように思えます。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10005/12514)
回答No.2

一般に格助詞「の」は、ご指摘の「所有」のほかに、「主格関係」や「目的格関係」を表すことがありますね。この「シュレーディンガーの猫」の「の」は、そのうちの「主格関係」を表していると思います。つまり、「シュレーディンガーの猫」とは、量子論で「量子の状態」を説明するために、シュレーディンガー《が》たとえに利用した猫*というような意味を表すらしいのです。ということで、この場合の「の」は、「シュレーディンガーが主語であることを示している」と言えることになる、と思います。 *門外漢ですのでよく分かりませんが、《量子の状態は、確率的に定めることができるだけで決定論的に表すことはできない(シュレーディンガー方程式)、ということを「猫の生死に関する思考実験」によって説明した》らしいです。

715714797
質問者

補足

主格の場合、述語が続くのではないですか。

  • asuncion
  • ベストアンサー率33% (2127/6289)
回答No.1

の でググってみると、所有以外の「の」 について何か書いてあるサイトが見つかるかもしれませんし、 見つからないかもしれません。

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