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リスニングができる人
幼い頃から英語を聞いていたり、特別学習量が多いわけでもないけれどリスニングが得意な(点が取れる)人。 なぜできるのですか? どのような能力が優れていると思いますか?
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- looparound
- ベストアンサー率79% (115/145)
あくまで私感ですが、端的に言うと、英語を「外国語」として文法、会話、作文、読解などを切り分けて学習しようとするのでなく、英語を総合的に「自分の言語」として習得しようとする人だと思います。 「自分の言語」というのは、その言語が自分の認知とつながる、その言語の体系で自分の認知が構成されていく、ということです。 総合的に、というのは、人が言語を使う際に必須となる4つの要素を総合的に習得する、ということです。 英語の言語運用の4つの要素は、 「読む」「聞く」はインプット(情報を得る) 「書く」「話す」はアウトプット(情報を出す) そして 「読む」↔「書く」は文字をベースとした視覚による言語使用 「聞く」↔「話す」は文字をベースとしない音声による言語仕様 というセットになっています。 つまり、 「聞く(リスニング)」ができる人は、それに対応する「話す(スピーキング)」ができることになり、「話す(スピーキング)」ができるということは同じアウトプットである「書く(ライティング)」ができることで、「書く(ライティング)」ができるということは当然その対応である「読む(リーディング)」ができるわけで、「読む(リーディング)」が理解できるというとは同じインプットである「聞く(リスニング)」もできる、という循環になっています。 学習能力や認知力の作用によって、この4つの要素のどれかだけが突出していたり欠落していたりする人も中にはいると思いますが、ある言語を自分の言語として使う人であれば、この4つの要素のどれをとっても同じくらいの習熟度を持っていると思います。 また、象形文字=視覚に頼る文字である漢字を含む日本語は、文字=(音不明)=意味ということがあり得ますが、英語はアルファベットの配列=音声にして始めて意味を成す文字を使いますので、文字=音=意味の関連が必須になります。つまり、繰り返しになりますが、リスニングができなければスピーキングもできず、スピーキングができないということはライティングもできず、ライティングができないのはリーディングができない、という関連になっています。 象形文字を使う日本語を母語とする人が英語のリスニングに得意となるとすれば、その人は英語の「音」を文字化したり、英語の「音」から意味を連想したりできるようになるための経験(もしくは学習)を多量に得ていると思います。 読む時も必ず音読で、自分が音読している声を自分の耳で聞いている。 聞く時も必ず自分の中でその音を反芻して自分の中で文字化できている。 話す時も必ず自分の中で構文した文を音声化できている。 書く時も必ず自分が書く文字を音声化し正しい文法と構文を使ってその意味が連想できている。 ということができている人、ということになります。 日本の学校での英語学習でも、学習者の心がけ(または環境)次第でこのような言語運用能力を意識した習得は充分可能です。
- singaporeman
- ベストアンサー率58% (24/41)
言語学を少しかじったことがあります。 最初の言語(つまり母国語)は何の苦労もなく身につきます。 そして母国語が頭にあると、別の言語に対して言語干渉(音声的言語干渉、文法的言語干渉)が起きて、中々別の言語が身に付きません。 しかし、ある確率(人種で異なる)で言語干渉の起きにくい人がいて、その人はたいした苦労もなく、別の言語が身に付きます。 言語干渉が何故起きにくい人がいるのかは分かっていません。
お礼
- mekiyan
- ベストアンサー率21% (909/4154)
聞こえた言葉をそのままに、声に出して言ってたら、割と早い機会で意味も何となく分かってきて、会話もできるようになっただけです。 でも、中学や高校の英語の授業の試験では、散々な点数でした。 大人になってからのスペイン語も、セリ語も、習うために、ついに学校に行くこともなし、参考書どころか辞書も持っていないですけど、かなり込み入った会話もできています。 能力とか関係ないですけど。ただ、恥ずかしがらずに聞こえたままに口から声に出して言う勇気があるかどうかだけです。言葉って、会話が出切る前に、書き物で勉強したら、お金ばっかり使って、使い物にならない結果となりますな。
お礼