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古文の勉強法
中3です。模試などの古文が毎回意味わからないのですが、対策をするには単語を覚えればいいんでしょうか?他の勉強もあるのであまり古文に時間をかけたくないのですが、効率のいい古文の勉強法はありますか?中学レベルの古文が分かればいいです。
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2つのポイントをお伝えします。 ・最低限の単語は覚える必要があります。 ・効率よく覚えるには、問題を解く実戦型の学習が有効です。 古文は、ある意味外国語のようなものです。最低限の単語の知識が無いと意味が分かりませんので、どうしてもある程度は単語を覚える必要があります。 効率良く勉強するには、問題を解く実戦型の学習がお勧めです。問題を解いて、解き方が分からなければ解き方を調べる、という事を繰り返す学習方法です。 その問題だけの解き方をマスターしていく、という事を一問一問に対して行っていく方法なので、あまり効率良さそうには見えないかも知れません。しかし、心配は要りません。 人間の脳は、単語集の様なものを眺めたり、繰り返しノートに単語を書いたり、文法のシンプルな解説を読み続けたり、といった単調な作業をして、その実施内容のひとつひとつを記憶する、といった事が得意ではありません。それよりは、「これさえ分かっていればこの問題が解けるんだけどなあ」と頭や心を使って考えた事の方が記憶に残りやすいです。ですから、十分効率の良い学習方法なのです。 また、試験問題を作る人は、実のところそんなに自由に問題を作れる訳ではなく、かなり制限された範囲で問題を作っています。基本的に、中学生には誰も解けないレベルの問題を出す訳には行きません。かと言って、あまり簡単すぎて全員正解してしまうような問題を出す訳にも行きません。ですので、試験問題は、必然的にある程度限られた出題範囲や難易度の問題に集約されます。 ですので、試験でよく出る問題というのはそれ程種類が多くはありませんし、それらの問題に正解するために必要な知識というのも、それ程多くはありません。実際の試験問題を解いてみて、それを解くために必要な知識をマスターしていく、という事を繰り返せば、必要度の高い知識を自然に効率よくマスターする事ができます。 単語を覚えるのにも、実戦型の学習は有効です。多くの試験問題では「この単語の意味を知っていないとこの問題は解けない」という単語がある訳ですが、それらの単語のバリエーションには限りがあります。例えば、古語でも現代語でも同じ意味で使われているような単語について出題される事などまずありません。反対に、古語と現代語では違う意味で使われる単語などは、よく出題される定番です。 見方を変えれば、めったに試験で出題されないような単語を勉強したところで、無駄になりがちだという事です。実戦型の学習をすれば、必然的に試験によく登場する単語のウェイトを高めて勉強する事になりますので、効率のよい勉強ができます。 中3という事ですと、受験生ですかね。夏休みは大きく学力を伸ばせるチャンスですね。頑張って下さい。
お礼
回答ありがとうございます。実戦型の勉強法で頑張ってみたいと思います。