- ベストアンサー
統計学に良く用いられる「個体内変動」と「個体間変動」について
統計学に良く用いられる「個体内変動」と「個体間変動」の意味が分からなくて困っています、「個体内変動」と「個体間変動」とはいったい何なんでしょうか?知識をお持ちの方よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
車を購入して運転するとします。 毎日同じように運転したつもりでも、道路の混雑状況や荷物の積み込み具合で燃費が変わってしまいます。これを個体内変動といいます。 ある日車を買い替えて、あろうことか全く同じ車を買ったとします。同一車種だから燃費は当然同じだろうと思って運転したら、、、微妙に違います。同じ車種で同じように運転したつもりなのに、前の車と比べてちょっと悪くなってる。あるいは、荷物を多く積んだ日に限って前の車より大幅に悪くなってる。このように、同じ種類の別固体を同じように使ったつもりでも、何がしかの原因で違ってしまうことを個体間変動といいます。個体差とか、よく言いますがあれと同じです。 メーカーの工場では、他に(数学上の正式な名前は知りませんが)ロット間変動という言葉もあります。前回、エンジンの材料でA社の材料を購入して作った車5000台と、今回B社の同じ筈の材料を購入して作った車5000台とで、燃費に差が出たとします。5000台(数字はテキトーです)のひとかたまりを1ロットと呼びますが、この差をロット間変動といいます。固体内→個体間→ロット間、、、とだんだん話が大きくなっていきます。
その他の回答 (1)
- kgu-2
- ベストアンサー率49% (787/1592)
個体内変動は、一人の差異です。血圧は、朝と昼で違います。食事の前後でも。また、測定日時、例えば夏と冬でも。そのような条件は、まだまだあります 個体間変動は、個々人の相異です。集団のデータを比較する場合に配慮する必要があります。年齢、性別、人種、体格などなど・・・、あるいは所得が違えば、多くのデータに違いが見られます。測定年も重要です。現代と10年前の日本人を単純には比較できません。