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原理、法則???
~の原理、~の法則、~の定理とかいろいろありますよね。これらの言葉の意味するところをわかりやすく教えてください。
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数学では「公理」をもとに証明された命題(のうち重要なもの)を「定理」とします。 公理は絶対に正しい(=前提)ですから、そこから導かれた定理も正しいものとして以後の命題の証明に使えます。 たとえば平面幾何の公理「2点を通る直線は1つあって、1つに限る。」から、 定理「2つの直線は1点で交わるか、交わらないかのいずれかである」を導くことができます。 「三平方の定理(ピタゴラスの定理)」もこのようにして公理や定理から証明されるものです。 「法則」は経験から「まちがいなく正しいだろう」と判断されたものです。数学のように必ず正しいと証明されたわけではなく、経験則です。 つまり一定の条件のもとで実験や観測をした場合に経験上成り立つと分かっていることが「法則」です。 例:熱力学の第一法則、慣性の法則、ケプラーの法則、オームの法則 例外:大数の法則(数学で証明されている) 「原理」は考え方や物事の仕組みを表します。 例:カラー印刷の原理、電動機の原理 ただ、考え方自体に名前をつけたり、あるいは定理や法則のことを原理と呼んでいる場合もあります。 例:相対性原理、ピタゴラスの原理、ケルビンの原理
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- hijyousyudan
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原理:事象やそれについての認識を成り立たせる、根本となるしくみ。 法則:一定の条件のもとで、必ず成立する事物相互の関係。 定理:公理に基づき、論証によって証明された命題。 その事象が起こる仕組みを説明したものが原理で、 それによって引き起こされる現象の規則性を表したのが法則。 そして原理のなかで論証によって証明されているものが定理。 う~ん、数学界ではもっと厳密な区別があるのかもしれませんが・・・(^^;
お礼
遅れて申し訳ありません。 いろいろ分類が難しいですね。 参考になりましたありがとうございます。
お礼
遅れて申し訳ありません。 とてもよくわかりましたありがとうございます。