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伊邪那岐・伊邪那美の邪の字
伊邪那岐神・伊邪那美神の名前に邪悪の[邪]の字が当てられているのはなぜですか?漢字来たのは後ですね?何か貶める意図があったのですか?
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古事記が書かれた頃の万葉仮名では、ざの音は「邪」で表記していたからです。 それより後の日本書紀では「弉」の文字を使用しています。邪の文字の意味から使用を避けたのでしょう。
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- oska2
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回答No.2
>伊邪那岐神・伊邪那美神の名前に邪悪の[邪]の字が当てられている これは、古事記に記載された漢字ですよね。 日本書紀では、伊弉諾・伊弉冉と記載されています。 古事記も日本書紀も、天武天皇の命令で編纂。 古事記は、日本各地の伝承を集めた文書。 日本書紀は、天智天皇一族を滅ぼした天武天皇の正当化を主張する文書。 本来は、伊弉諾・伊弉冉が正しい様です。 「伊弉」は、「誘う・いざなう」という意味です。 古事記の方は、読み方の当て字ですから漢字の意味はありません。 出雲にしても、色んな当て字(漢字)が用いられていますよ。 古事記編纂者の太安万侶は、古事記の最初に書いています。 「言葉を漢字で表すのは困難だ。訓で書くと意味が合わない。音でかくと文字が長くなる。そうだ!音訓を交えて用いよう」 編集責任者も、漢字には意味がない!と述べています。^^;