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湖沼での水の対流について

湖沼では,夏は水の対流が起こりにくく,春や秋は水の対流が起こると,ある資料で読みました。 それは,なぜでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら,どうぞ宜しくお願い致します。

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  • head1192
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回答No.1

水は4℃のとき最も密度が高い。 つまりいちばん重い。 重い水はそれ以外の水を押しのけて沈む。 それ以外の水は重い水に押しのけられて浮かぶ。 これが対流の原動力。 湖には表面付近の水と湖底付近の水がある。 表面付近の水は気温の影響を受け温度が上下する。 湖底付近の水は気温の影響を受けず太陽光も届かず温度はほとんど変わらない。 夏は表面付近の水は空気に温められ湖底付近の水より温かくなる。 つまり表面付近の水の方が湖底付近の水より密度が低く軽い。 軽いものが上にあるのだから安定で対流は起こらない。 春や秋は夏より気温が低い。 このため表面付近の水の温度が湖底付近の水の温度より低くなることがある。 つまり表面付近の水が重くなり湖底付近の水は相対的に軽くなる。 重いものが上にあるのは不安定で、対流を起こし、重いものが下にある安定状態になろうとする。

yamahanaeiji
質問者

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早速のご回答,感謝いたします。たいへん参考になりました。どうもありがとうございましたm(__)m

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  • fujic-1990
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回答No.2

 「湖沼では,夏は水の対流が起こりにくく,春や秋は水の対流が起こる」という説明が正しいかどうか、私は存じません。  対流がおきるかどうかは湖沼の深さなど「その他」の原因も大きく関係してくるのではないか、と思いますが、夏に対流が起きにくいのは、太陽光や高い気温によって「上層部」の水温は高く、低層の水温は低くなるからだと思います。  最近、絶滅していたと思われていた黒マスを「さかなクン」が発見した池も低層部がかなり低温だったおかげのようです。  「上層部」の水温が高く、低層の水温が低いなら対流はおきません。だから夏には対流はおきません。  春・秋に対流が起こるというのは、三寒四温の天候変化があるので、おそらく空気に触れる上層部の水温が低層部よりも低くなる(重くなる=下降する、逆に低層の水は押されて上昇する)ことがある、ということなのではないかと思います。

yamahanaeiji
質問者

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