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蘭奢待について

明けましておめでとうございます。 東大寺正倉院宝物の蘭奢待についての質問です。 蘭奢待は足利将軍家や信長、明治天皇など時の権力者に(権威付けが目的)その都度切り取られていますが、むしろ切り取られることによって箔がつき評価が上がっている気がします。当時の貴族や宗門は天皇家は別として成り上がり物の武士が身の程を知らぬと苦々しく思っていたのでしょうか? 最近(とは限らないが)、文化財に落書きをする不届きな輩がおりニュースになってますが、1000年も経ったらこれも味になる日が来るのではないでしょうか?

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  • gunsin
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回答No.3

御存じの事とは思いますが、正倉院は天皇家の宝物を納めた 倉庫です。 明治天皇には、正倉院を開ける権利が有ります。 足利義満は自身が天皇に取って代れる実力が有りましたが、 南北朝を統一しただけで天皇には成りませんでした、その代わりに、 開かずの門を開けさせ、自分の実力を天下に示す行動なのです。 織田弾正信長は足利義満の真似をしただけです、弱体化している 朝廷に付け込んだ、あざとい所業です、宿敵の武田家を滅ぼして 慢心の心が出て来たのですね。

その他の回答 (2)

  • D-Gabacho
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回答No.2

たしかに、切り取られたことで箔がついたという面はありますが、それは切り取ったのが権力者だからですし、ちゃんとそれなりの手続きを経て許可をもらって切り取っています。そもそも香木ですから、少しづつ切り取って焚いて使うのは本来のあり方です。落書きのような器物損壊と同列に論じることはできません。

回答No.1

落書きが味になると? 落書きされるような文化財は1000年ももたないです。 都度建て替えされていますので、それはないですね。 落書きと言えば江戸時代の侍がアンコールワットに 落書きをしているものが残っています。 ま、ポルポト派にペンキで塗り潰され、現在は判読 不能ですがね。 蘭奢待はなぜ箔が付いているのかと言うと、切り取 られたからではなく、唯一無二の正倉院御物である からなんです。 天下の正倉院に納められた国宝であること!そこが 重要なのです。 香木自体はベトナムから仕入れれば手に入りますが、 それではなく、天皇家所有の国宝を好きに切り取れる という権威を持っていることを見せつけるための切り 取りです。 成り上がり....というよりは、承久の乱で天皇家の権威 が失墜し、完全に立場が逆転したことを改めて痛感さ せられたのが切り取り事件です。 そういうことですよ。

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