- 締切済み
なぜアフリカは発展が遅いのか?
人類の進化の歴史上アフリカから人類が誕生した事になってますよね それなのになぜ現代でこれだけ文明が発達しているのに、アフリカでは未だに半裸で昔ながらの貧しい生活をしたり 大きな括りで見てもアフリカは貧しい先進国が多い… なぜなのでしょうか? 例えば人種の大きな分類であるネグロイド、モンゴロイド、コーカソイドの中で、平均的な値の指数の違いなどあるのでしょうか? 差別をするつもりはないし頭の良い人も一定数いるのはわかりますし 日本人の私から見たら貧しい生活でも、本人たちの心の幸福度が満たされているのであればそれは尊重すべきだと思います むしろ日本はこんなに恵まれているのに心の幸福度が低い人が多い事の方がおかしいし贅沢な事だと思います 話がそれましたがもしそう言った研究の記事とか有れば合わせて知りたいです よろしくお願いします
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Carbadoc
- ベストアンサー率19% (144/750)
確かに、アフリカが人類発祥の地で、同じ速度で文明が発展していたのなら、今頃アフリカは近未来スーツに身を包んだIT先進国で、遠い日本は麻布を羽織った竪穴式住居で構わないはず(でも、実際はそうではない)。 アフリカが文明の発展から遅れをとっているように感じるのは、教育が進んでいないからとか、紛争が絶えないからとか、先進国が介入しすぎたからとか、そうした理由を挙げてしまいそうだけど、「では、なぜそうなったの?」を考えると、奥は深い気がする。 これは私の考えだけれど、アフリカは、人が生き物本来のスタイルで暮らすにはバランスのとれた環境(土地、食糧資源、天候など)だったからではないだろうか。 ・快適に暮らすにはやや厳しい自然環境もあって寿命は短いけれど、出生率は高く、全体として人口の均衡が保たれている(種が絶滅するほどではない)。土地が広いので、意見が合わない人との距離が取れ、要らぬ衝突を避けられる。お互いの縄張りも守られる。 ・小競り合いはあるものの、相手を根絶やしにして資源を奪わなければいけないほど、資源に困ってはいない。 人間同士の競争や衝突が穏やかな為、現状維持でも構わない暮らしが長くなる。 これが先進国だと、繁殖しやすい自然環境のため人口が増える。やがて資源が乏しくなり、奪い合いが始まる。縄張りぎりぎりまで人がいるので、少し手を伸ばすだけで拳が相手に届いてしまう。意見の合わない人が近くにいるので、対立が絶えない。 一たび争いが起きると、勝つためにはどうするか?負けないためにはどうするか?で、お互い知恵をしぼる。その結果、より強い武器や、より固い防具の研究が進む。これが産業や科学の発展を促す。多くの人間を効率よく支配するにはどうすればよいか?という研究が、拍車をかける。 日本が恵まれているのに幸福度が低く感じるのは、これは私の実体験から話すと、「支配しようとしている者が支配を続けている限り、支配される側の幸福度はそれほど上がらない」になる。 夕食時、食卓を囲った面々をぐるりと見渡せば、なんとなく感じる感じると思う。・・・感じるかもしれない。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
質問「なぜ遅いのか?」 「必要は発明の母」って知ってるかな? 大昔のアフリカは発展する必要が無かったから。 (だって、食べ物は作らなくても楽して手に入ったんだから。) 文明国は食べ物を手に入れる手段が必要だったから文化も発展した。 次に、先に発展した文明国は食べ物以外にもいろんな資源がアフリカで手に入るのを知って、アフリカに乗り込み住民を奴隷化して搾取を始めた。 アフリカは奴隷化で発展の機会を奪われた。 アフリカは現代になって人権を取り戻し、ようやく発展が始まった。 つまり発展が実際に遅いのではなくて、発展の始まりが大幅に遅れたから。 発展のスタートが大幅に遅れたアフリカだけど、今は遅いどころか猛スピードで発展してる。 近い将来は間違いなく欧米に追い付く筈だけど、 今でも楽に生活できてる国なら、発展もノンビリするかな。 だって、無理に発展する必要は無いんだから。 これは、「ヨーロッパ諸国によるアフリカ侵略の歴史」に関する資料を探せば分かるんじゃないかな。
お礼
丁寧にご解答くださりありがとうございます なるほど発展の機会を奪われてしまったのと環境的に発展する必要性がなかったという事ですね… すごく勉強になります 教えてくださった資料も調べてみたいと思います
- gunsin
- ベストアンサー率32% (415/1290)
仏教で言う、煩悩が無いのでは? 彼らの住む地域は、アフリカを探索した人の著作を読むと、夜は 気温27度くらいで快適な様です。 昼間は黒い肌が紫外線の防護になり、日陰に居れば熱さは凌げるので、衣服は不要ですね。 食料は森で木の実の採集、狩猟で賄えます、保存ができないので 多く取らない、その日暮らし、従って、狩猟用の武器も、さほど 発達しません。 水の確保が出来れば、生活には充分な環境なのですね。 原始共産主義で分かち合うので蓄財の思考がなく、物欲も無い、 煩悩の内で、あるのは、子孫を残す為の性欲だけですね。 争いは女を巡っての事くらいでしょう、精神病を患う姿が想像 出来ませんですね。 文明が発達して、貨幣が発明され、幾らでも蓄財出来る様に、 なったので、その、蓄財の奪い合いの争い事が、人類の血塗られた 歴史となってしまいました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11073/34515)
キーワードは「緯度」と「土壌」です。 文明の発展に「農業」は必須です。農業が始まったから、人間は文明を始めることになりました。 文明が主に発達したユーラシア大陸とアフリカ大陸の大きな違いは、ユーラシア大陸は東西に広く、アフリカ大陸は南北に広いことです。 ユーラシア大陸は広いけど、気候に大きな変化はないのです。極端に暑くも寒くもないです。この気候が人類には過ごしやすかったというのがあります。そしてこの主に人類が住むに適した気候に適した植物が我々の農業の対象となりました。 そして農業を進める上で重要になるのが「土壌」です。 https://miraiecosharing1.com/page-4605/ こちらは世界の土壌マップです。乱暴にいうと、農業に向いている土壌と向いていない土壌があって、アフリカ大陸のほとんどが農業に向いていない土壌なのです。 北アフリカの大半はサハラ砂漠で、砂漠ですから当然農業は無理。南の方にも砂漠地帯があります。真ん中はオキシソルと呼ばれる赤土で、これはもう農業の土としては最低レベルです。 一方のユーラシア大陸は、チェルノーゼムと呼ばれる最高級の肥沃な大地が東ヨーロッパから今話題のウクライナ、ロシアを経て中国までずーっと広がっています。しかもここらへんの緯度が同じだから、同じ作物が作れるのです。 また大規模な農業には灌漑のための大量の真水、つまり大河が必要です。「四大文明」が大河沿いに誕生したのは偶然ではありません。世界の大都市はほぼ必ず川沿いにあります。ニューヨークにはハドソン川、ロンドンはテムズ川、ローマにテベレ川、パリにセーヌ川。東京にも荒川があり、大阪、京都は淀川沿いです。 アフリカにはコンゴ川という大河がありますが、この地域は土壌がオキソシルなうえに、熱帯雨林のジャングル地帯ですから農業に向きません。畑を作ってもあっという間に他の植物に侵食されます。ニジェール川はまあまあ向いているので、ニジェール川の地帯はアフリカでも比較的農業が盛んな地域です。南部はサバンナ気候で大河がザンベジ川くらいしかありません。土壌も悪い。 アフリカ大陸で唯一気候もよろしく肥沃な土壌を持つ大河地域がありましたが、その大河をナイル川といって、いうまでもなく人類最古の文明のひとつであるエジプト文明を生んだ場所ですが、地中海に注いでいるのでユーラシア圏に入ってしまいます。 また副次的な理由として、ユーラシア大陸は中央アジアに砂漠地帯があるとはいえ、東西の行き来が可能です。そこで文明が伝わっていったということもあります。ヨーロッパルネサンスの三大発明も、いっちゃ悪いが中国からの輸入品でオリジナルの発明ではありません。ヨーロッパが世界を支配できるようになったのは銃の存在が大きいですが、火薬も中国で発明されたものです。 しかしアフリカでは熱帯雨林のジャングルとサハラ砂漠という人間を寄せ付けない厳しい自然が、相互の情報の行き来を阻害しました。それゆえに異文明同士が接触して発達するということがありませんでした。 こういった話は「銃・病原菌・鉄」という本で解説されています。
- D-Gabacho
- ベストアンサー率64% (1056/1648)
実際の調査データは見当たりませんでしたが、おそらく、ネグロイド、モンゴロイド、コーカソイドの知能指数の平均値で最も低いのはネグロイドだろうと思います。 ただし、どうやら知能指数は環境要因によって大きく左右されるらしく、同一環境の集団内で比較するなら、先天的な能力の差異を測る指標になり得ますが、人種間の知能指数の平均値の差異は、人種間の先天的な能力差を表すものとはいえません。 たとえば「アイヌ學童の智能調査:智能の人種的差異併びに智能に及ぼす混血の影響に關する一知見」(1942年) https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282679981960960 は、北海道内の和人・純血アイヌ人・混血アイヌ人の児童の知能検査の得点を比較し、和人・混血アイヌ人に比べ純血アイヌ人の得点が明らかに低いという結果を得た一方、同じ知能検査において宮城県の仙台市内の児童の平均値と僻地の大沢村の児童の平均値に驚異的な差があり、大沢村の平均値は北海道の純血アイヌ人のそれと同程度か一部学年で下回るものになったことを明らかにしています。 また「フリン効果」について解説したブログ記事によると、ここ100年、世界各国でIQの平均値は上がり続けているそうで、教育や社会環境の変化がその要因と考えられています。 https://blog.tinect.jp/?p=41430 少なくともアフリカの発展の遅さが、先天的な知能の低さに起因するということはないと思います。
- DAMSAREX
- ベストアンサー率20% (107/522)
植民地時代が長く、独立はしているものの、実質的に対等な立場ではないからではないでしょうか。 そういう過去があると、元帝国との交渉においてはかなり不利(元植民地の権力も元帝国側が裏で決めており、アフリカ諸国は独立したものの、結局支配されたまま搾取の構造は変わっていない)なのではないかと思います。 環境を劣悪にしておいた方が人口は増え、常に腹をすかしていれば粗悪な食料(餌)で育てても良く、元帝国側が「人を安く作って輸入出来る状態」の方が都合が良かったりするのではないでしょうか。
- SPIKE-NLOS
- ベストアンサー率33% (523/1547)
例えば、ソマリア等も海賊行為をしなければ、収入が得られなかったのを、日本の有名寿司屋さんの社長さんが現地に出向き、漁業を教えてあげたりして、仕事を増やそうとしています。彼らに十分な仕事、収入があれば、段々豊かになっていくのではないかと思います。 ロシアのウクライナ侵攻によって、小麦等が輸出できなくなり、アフリカの諸国は飢えに飢えています。国際機関が援助している為、まだ 命を取り留めている人が居るものの、何人もの子供が亡くなっていく現状。 結局、先進国が本気で援助しようとしないのも、資源に乏しい国が多いからなのと、暑い国。猛獣がウロウロしている国が多いからでしょう。彼らからソ連製の武器を取り上げれば、治安が良くなり、彼らに先進国が技術や仕事を提供する事が責務だとは思いますが、 魅力が無いからでしょうね。所詮、石油や鉱物資源が豊富な国がお金持ちになるのでしょうが、日本も技術力が無ければ、危ない事にきずいてください。 日本の財政は過去最も悪いのではないのでしょうか?政治も政権交代が出来るほど、野党が成熟していませんし、日本企業の力は衰えました。トヨタ自動車は元気がありますが・・・。脅威度の高い専制主義国が3つ周辺にあります。中国が台湾に侵攻して、尖閣、南西諸島、沖縄と攻められたら、日本も数年後は、ウクライナのようになっているかもしれませんので 日本人が平和ボケしていて、将来の行く末が心配です。 完全に自立した軍隊、政治、経済力が無いと、ウクライナのようになりますし、本気で米国が助けてくれるかどうかは不明ですので、 他国の心配をしている場合じゃないと思います。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9141)
現在の情勢を決めたのは、スペイン、ポルトガル、オランダ、イギリスフランス(ロシアも?)などのヨーロッパ諸国にあるのではないでしょうか。いずれも比較的近いアフリカを植民地として搾取に終始したのではないでしょうか。アジアも同様だったと思いますが距離が離れているだけ搾取も少なかったのではないでしょうか。
- SPIKE-NLOS
- ベストアンサー率33% (523/1547)
アフリカに多大なる支援を各国がしています。日本もODAとして多額の 支援をしていますが、気候的な問題、歴史上先進国の植民地化にされた、石油等世界中が欲する資源に恵まれない等の障壁があるからではないのでしょうか? >日本はこんなに恵まれているのに心の幸福度が低い人が多い事の方がおかしいし贅沢な事 日本が恵まれていますかね。都会ではそうかもしれませんが、田舎ではそうは感じません。日本のGDPも減少しているし、円安が進んでいる事は、日本が売られているという事なので、どんどん国や民間企業の価値が下がっているんだろうと思います。日本のGDPが上がり、発言力が高まらない事にはあっという間に、周囲の国に抜かれてしまいます。昔の日本は大手企業が世界中で知名度を上げていましたが、今は衰退しています。残念なことに、日本は資源が無い国です。中国の方が発展しており、豊かな国になろうとしています。 それをお忘れなく。日本が恵まれているなんて到底思えません。
補足
貧しい先進国→貧しい発展途上国の間違いです
お礼
丁寧にご解答くださりありがとうございます! そうなんです… 私の書き方が悪かったのですが近代ではなくそもそものスタート地点が違うと言う点が言いたかったのを汲み取ってくださりありがとうございます さまざまな外的、環境的な要因が大きいのですね… すごーくわかりやすかったです! 大変参考になりました!