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オーストラリア先住民の謎
通称、アボリジニーと言われている人種についてです。 昔は、ニグロイド、コーカソイド、モンゴロイド いずれにも属さない、原始的な人種... などと、学校で教えていましたが、 (ネアンデルタール人に近い、などと言われていた) 遺伝子の研究が進んだ、現代的な見地からすると、 それは「不適切な見解」でしょうか? 他の人種と特筆すべき違いは無く、 我々と等しく、「ミトコンドリアイブの子孫」 という事で良いのでしょうか? また、人類(ミトコンドリアイブの子孫)が アフリカで誕生した、とすれば、アボリジニー達は いつ頃、オーストラリア大陸へ移住したのでしょうか? 以上、よろしくお願いします。
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こんにちは。 以前調べたことがあります。1年ぐらい経っているので詳しいことは忘れましたが、確かモンゴロイドのはずです。ミクロネシア、ニューギニア一帯を含めて「サフィール人」と言い、移動経路を見ると、フィリピン人までを含む、我々「東ユーラシア人」と分れたのは、タイ、カンボジアの辺りです。アメリカインディアンやカナダエスキモーと同じで、日本人とは親戚みたいなものですね。 その後、マレーシア半島からスマトラ島、インドネシア諸島を渡ってオーストラリア大陸に上陸しています。 何時頃かと言われると、ちょっと自信ないですが、(アフリカ起源説を前提にして)人類が第2次アフリカ脱出を遂げたのは今から10万年前です。ヨーロッパに進出したのはコーカソイド、アフリカに残ったのがネグロイドですよね。インドを超えてアジアに向った我々の祖先モンゴロイドが、シベリア最東端に到達してベーリング海を渡ったのは1万5千年ぐらい前ですから、それから考えると、モンゴロイドが東南アジアから南方諸島に出張って行けるのは、恐らく5~6万年前ぐらいになると思うのですが。 その頃、ネアンデルタール人はまだ生きていますが、ヨーロッパとはかなり離れていますから、ちょっと無理なんじゃないですかねえ。ですが、コーカソイドが彼らと遭遇した可能性は充分にありますよ。 我らが「ミトコンドリアおばあちゃん」は20万年前のひとですから、年代がちょっと違います。彼女はホモ・サピエンスではなく、まだホモ・エレクトスでした。もちろん、世界中の人たちがおばあちゃんの子孫ということになっていますよね。 ホモサピエンス誕生、15万年前 第2次アフリカ脱出、10万年前 ネアンデルタール人絶滅、4万年前 オオカミを家畜化して、犬をお供に北米大陸進出、1万5千年前 南米最南端到達、及びマンモス絶滅、1万年前 これが、私の調べた人類の「グレート・ジャーニー」です。ちょっと間違っているところもあるかも知れませんが。
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- jiromeijin
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アボリジニー(アボリジナル)とよばれているオーストラリア大陸の先住民たちは、大航海時代に訪れたヨーロッパ人が彼らを見た時、人類とは違う人種と思ったのがその始まりで、人類の祖先(オリジナル)では無い(否定のアブ)の合成語でアブ・オリジナルという意味だそうです。 当然のことながら、南アフリカのボーア人と同様、新大陸として発見されてから、最初はヨーロッパから男性の犯罪者が送り込まれて開拓をさせられて、その人々の子孫も多数いるので、白人同士の結婚であっても黒人の形質を持った子が生まれたり、その逆も当然出てきます。子孫が居るという事は遺伝子上、なんの変わりもないということになり、偏見なんでしょうね。一般的に、先住民というのはその土地に充分適応した生活様式を持っています。私たちから見れば遅れている文化のようでも、今後、最後まで生き残るのは、私建ちではないんでしょうね、きっと。 >アラスカのイヌイット(エスキモー?)やアメリカのネイティブ(インディアン?)、南米のインカ帝国の末裔たちにも蒙古斑があるというし、島伝いに行ったんでしょうかね。日本は、西郷隆盛が武蔵丸に似ていたり、秋田美人は日本海を渡ってきた白系ロシア人の末裔という説もあるようだし、おもしろいよね。参考にならなくてゴメン。
お礼
ありがとうございます。 アボリジニの語源は大変参考になりました。 そんな意味だとは知りませんでした。 しかし、その、えーと。 申し上げにくいのですが...。 白系ロシアとは... 「共産党の赤軍に対して帝制ロシア寄り」 の民族と言う意味で、人種をさす言葉では 無い...と思います。
お礼
まず、お礼が遅れました事をお詫びいたします。 昔、アボリジニが初めて日本人や中国人に接した時、 「白人より、容姿が良い。自分達に似ている。」 と思ったそうです。 彼等もモンゴロイド系なら、似ているのも 道理かも知れませんね。 20万年を要約した説明、ありがとうございました。