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スペイン語とポルトガル語はお互いに通用出来ない
のでしょうか。少しは通じるのでしょうか。また中南米のかつての植民地の言葉は各本国でも通用するのでしょうか。
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以下のとおりお答えします。 >スペイン語とポルトガル語はお互いに通用出来ない のでしょうか。少しは通じるのでしょうか。 ⇒スペイン語とポルトガル語は同じ親(ラテン語)から生まれた、いわば兄弟です。よく似ています。さらに細かいことを言えば、ポルトガル語はスペイン北西部のガリシア語とは双子みたいな関係でとてもよく似ています。会話より文字で読む方が楽です。会話では音の対応関係をつかむまでがちょっと苦労します。また、イタリア語もラテン語の子孫ですので、これもスペイン語やポルトガル語と似たところがあります。(知り合いのスペイン人はよくイタリアのテレビ番組を見てケラケラ笑っていました。) >また中南米のかつての植民地の言葉は各本国でも通用するのでしょうか。 ⇒ブラジルの言葉とポルトガル語、その他の中南米(ラテンアメリカ)諸国の言葉とスペイン語は、それぞれ非常によく似ています。違いはわずかです。例えば、スペインでは英語のthで表される音〔Ө〕を用いますが、中南米では対応する部分の発音をすべて〔S〕と言うとか、トマトを意味するtomate〔トマテ〕をメキシコではjitomate〔ヒトマテ〕という程度の違いです*。 *スペイン語のtomateや英語のtomato「トマト」は、メキシコでは原種の小さいトマトを意味する(トマテはメキシコ原産)ので、jitomate〔ヒ(=大きい)トマテ〕と言って区別するためらしいです。
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回答No.1
お礼
大変興味深いお話を伺えました。大航海時代からのいきさつもあるのですね。