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ディッシュ、マイクロプレートについて
今、接着性の細胞を育てています。 そこで質問なのですが、 実験の際に24穴プレートで細胞観察し、 得られたデータはデータとしてどうなのでしょうか? というのも、論文では結構24穴でなさっている方が いらっしゃるのですが、24穴の場合どうしても水面が平らにならず、薬剤などの濃度依存性を調べるとすると 濃度勾配ができてしまうような気がするのですが… 一般にどのように考えられているかご存知の方 よろしくお願いいたします。
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形態観察の場合は、普通は、細胞が接触しあわない、してもまだ隙間がある状態で観察するのが普通です。 コンフレントの条件での形態観察というのはそれはそれでありますが、通常のものとは違い、特別なもの、例えばがんの異常増殖性をみるときはしたりしますが。 ちなみに免疫染色などではともかく、たんなる形態観察ならわたしは大きなプレートでやりますけどね。 デイッシュごとみれるシステムがあるかどうかにもよるとは思いますが。 どちらにしてもいわゆるワンショットではたしかに「いいとこどり」のデータになることはある程度はしょうがありません。ですので最近ではグラフ化したものをつけたりすることもあります。どっちにしても主観を抜け出れるとは思いませんけど。 言える事は、実験と言うのは再現性が問題視されますから、同じ条件で再現性があれば、とりあえずはセーフだと捉えられています。
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- fujishiro
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基本的に通用すると思いますよ。 もちろん、実験方法には記載せねばなりませんが。 わかるひとにはわかります(笑。 私なんかは細胞の増殖性を調べるために96穴プレートにしょっちゅう播くのですが、そういう場合はやっぱり3ポイントではなく、5ポイントとかをとりますね。 ちなみに薬剤の濃度勾配ではなく、細胞密度の濃度勾配の方が差がでやすい原因ではないかと個人的には思います。
補足
すいません。細胞密度勾配のことでした。 私としては、形態観察をしようとしているのですが 接着性細胞はコンフルエントになれば 変わらないような気がするのですがそうでもないでしょうか?
お礼
有難うございました。 とても参考になりました。 プロトコルを考えつつ見極めたいと思います