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未来はディストピアだと主張するならば

テクノロジーの加速度的発展により、予測される未来はディストピアだ  と納得のいく論を展開してほしいです

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  • Nakay702
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回答No.1

>テクノロジーの加速度的発展により、予測される未来はディストピアだ  と納得のいく論を展開してほしいです ⇒ちょっと長くなりますが、以下のとおりお答えします。 確かに、予測される人類の未来は、残念ながら限りなくディストピアに近いと思います。ただし… 1.ロボットの反逆:Robotなる語を初めて使ったカレル・チャペックの『産業ロボットのいる風景』では、ロボットたちが集まって会議を開く。議題は「我々ロボットは、人間と戦って勝つことができるか」であった。研究と検討の結果、当面人間に勝つことは無理との結論に至った。理由は、「我々には子どもを生むことができないから」というものであった…。しかし、いずれロボットがもっと進化したときには、人間は自分の創り出したものと戦う羽目にならないとも限りませんね。 2.自然の子のはずが:人類史の頂点にいる現代人は極度に洗練されて、自然児たることすなわち己が自然の一部であることを忘れ、自然や人間を分析・制御するための学問に長けてきた一方で、全体を俯瞰し統括するという視点を喪失した。また歴史上の頂点にいる"homo faber"(工作人)としてある意味必然の結果かも知れないが、現代人は超高度な文明化社会を現出した。文明化そのものを非難するのではないが、文明の高さに比して文化度が低すぎるのではないか、と言いたい。その一つ、テクノロジーをぞんざいに扱ってはいないか。人間は「契約・協定」を覚えたからこそ、辛うじてこれまで存続し得たはずである。そして、この現代においては、約束し遵守することの重要性は倍旧している。この精神を忘れるなら、今後の地球は、拳骨でなく原子力などを駆使した「最後の理性」(=超暴力)の支配する星になってしまうことだろう。今や抜けがけは、地球規模の自爆テロと同値になってしまった。互いに一触即発状態の中に住む(しかも必然的に他を巻き込む)人類にとって、もはや協定の類を軽視しては、楽園はおろか単なる生存の継続さえ語れなくなったように思う。そういう意味で人類は今、まさに存亡の危機の瀬戸際に立たされているといっても過言ではないだろう。 3.「自滅」の刃:人類の未来を考える時、注視すべきものは何か。それは疑いもなく、頭脳や理性に関わることだと言えるだろう。現代人は頭脳を過信し、頭脳に溺れ、それに支配さえされてしまっている観がある。早い話が、頭でっかちになり過ぎたということで、これすなわち、全体(=生命)が一部(=頭脳)によって操られているのではないか、生命体として全身とのバランスを欠き、中途半端に頭がよくなったことが問題ではないか、と問いたい。例えば、現代人の争いごとほど「頭脳戦争」の様相を帯びているものが他にあろうか。一説によると、我々人類はかなり高い確率で自滅するという。その信憑性のほどは定かでないが、少なくとも「人類の行く末が、己が頭脳の産み出した兵器等の破壊力によって運命づけられる可能性がある」とは言えるだろう。世界には、地球全体を破壊し尽すほどの核兵器が保蔵されていると言われて久しい。『渚にて』(アメリカ、1960年)や『復活の日』(日本、1980年)のような映画が公開されて話題を呼んだが、これらが暗示しているのも、地球と人類の終末的危機状況である。それもこれも、人間が「中途半端に」頭がよくなったことの結果がもたらしたことではないか、と言いたいのである。 4.ハイテクと今後:一部繰り返すが、考えるに、人間は「契約」を覚えたからこそ、辛うじてこれまで存続し得たのである。しかも、この現代においては、約束し遵守することの重要性は旧倍している。この精神を忘れるなら、今後の地球は、拳骨でなく原子力などを駆使した「最後の理性」(=超暴力)の支配する星になってしまうことだろう。今や抜けがけは、地球規模の自爆テロと同値になってしまった。互いに一触即発状態の中に住む(しかも必然的に他を巻き込む)人類にとって、もはや共通規範の探求を抜きにして、楽園はおろか、単なる生存の継続さえ語れなくなったのである。人類の未来のためにハイテクは重要なツールではありが、それを過信してはならないと思う。 以上の懸念材料などに真摯に取り組み、見事クリアして行くならば、類の未来は、ユートピアとまで言えないまでも、少なくともディストピアは回避できるかもしれない、と考え、願う次第です。

その他の回答 (1)

  • lunatism
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回答No.2

・医療が発達し、不老不死に近くなり、勉強の必要もなくなる ・AIなどが発達し、仕事をする必要がなくなる ・建築技術、農業技術などが発達し、住環境・食事など貧富の差がなくなる ・未来予知が可能となり、生まれた瞬間に、全ての人生がわかる なにもすることがない、退屈なディストピアの完成です。

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