- 締切済み
「正子」があまり使われない理由
午前0時を表す「正子」という言葉が「正午」に比べてあまり使われないのはなぜですか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- staratras
- ベストアンサー率41% (1499/3651)
大きく分けて3つ理由があると考えます。 1.正午と比較して正子という言葉はほとんど知られていません。このため正子という言葉を知っている人でも、「夜中の零時」などと言い換えるでしょう。パソコンで「しょうし」と打ち込んでも変換候補にないので、「まさこ」と打ちました。知られていないから知っている人も使わない→ますます知られない、の繰り返しです。 2.正午は人の活動が盛んな時間帯なので、この時刻を表す必要がある場面が多いが、正子はそうではありません。この時刻を表す必要がある場合が少なく。必要がある場合でも「ある日とその次の日との境界の時刻」なので、テレビ番組の予告などでは「9日の深夜、日付変わって10日の午前零時から」などと丁寧に説明しています。つまり「10日の午前零時」と言っただけでは誤解されるおそれがあると懸念しているのです。まして「10日の正子」とだけ言ったのでは、なおさらいつなのかわかりません。 3.深夜の正子という時刻には、「ある日と次の日との境」という意味は強いが、それだけです。正午が昼間を午前と午後に分けるように、夜間を子前と子後に分けるという意識はありません。 豊島与志雄という作家の「真夜中から黎明まで」という随筆の書き出しは次の通りです。(以下引用) 時の区劃から云えば、正子が一日と次の日との境界であるけれども、徹夜する者にとっては、この境界は全く感じられない。彼にとっては、午前二時頃までは前夜の連続である。遠い汽笛の音、空気の乱れ、何かしら動いてるもののどよめき、一日の生活の余喘、……それらのものが大気中に漂っている。試みに戸外へ出てみよ。星の光はまだ人に親しみの色を帯びており、街路の空気には人の息が交っていて、帰り後れた飄々乎たる人影が犬と共に散在している。
- msMike
- ベストアンサー率20% (364/1804)
- KoalaGold
- ベストアンサー率20% (2539/12475)
正子を時刻と思われる前に「正子」(まさこ)という名前と思われてしまい誤解を招くからでは? 一般には真夜中とか夜中の12時で済ませられます。
- f272
- ベストアンサー率46% (8477/18147)
正午は大多数の人の活動している時間帯ですから,使用頻度も高くなります。 それに比べて正子は大多数の人は活動を停止して寝ている時間帯ですから,使用頻度が低くなるのは当然でしょう。
- y-y-y
- ベストアンサー率44% (3070/6908)
正子(しょうし)と読みます。 正子とは、日本の昔の時刻の「子(ね)の刻」、つまり、真夜中の0時(12時)のことです。 正午(しょうご)とは、日本の昔の時刻の「午(うま)の刻」、つまり、昼間の12時のことです。 正子(しょうし)とは夜の時刻なので、昼間は使わないのではと私は思います。 https://information-station.xyz/17695.html https://kotobank.jp/word/%E6%AD%A3%E5%AD%90-531663