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国語の読解問題はわざと下手な文章を題材にするのか?
公務員試験や大学入試の現代文読解問題は、 あえて下手な文章を題材にしているのでしょうか? 気持ちの悪い難読語や長文が多い文学作品が使われています。 芸術家の自己陶酔的な文章や、自己本位で独善的な学者が書いたとしか思えないような文章ばかりですよね。 受験者の読解力を試すため、わざと自己満足型の文章を使っているのでしょうか?
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>受験者の読解力を試すため、わざと自己満足型の文章を使っているのでしょうか? はい、その通りだと思いますよ(^^;)。 誰にでも理解可能な易しい文章だと点数に差が付かなくなって試験になりません(笑)。 自己中の作家が作った難解な文章を、これまた自己中の解釈で解答とした回答を求める問題を作成した結果、明らかに作家が意図している事ではなく、問題作成者がこう答えて欲しいという問題文にしているものもありますね(笑)。 そういう問題に対しては、受験者は単なる文章読解力の高さだけでは正解を回答できず、作家の意図とは異なる問題作成者の意図を問題文から汲み取って回答しなければ正解にはなりません。 私が予備校の講師をしていた頃の共通一次試験問題や国公立大学の試験問題にも結構そんな「引っかけ」と言うか「問題作成者の意図を裏読みしなければならない」問題がありましたよ(^^;)。 あと「気持ち悪い難解語」は現代文ではなく、近代文という奴だと思います。 明治時代後期から大正時代及び昭和初期ぐらいの文学作品は現代では使わなくなった言葉の言い回しや熟語が散りばめられていますので「何じゃ、こりゃ? キモッ!」となってしまうでしょうね。 でも、大学受験の国語試験って、もはや日本語とは思えない古文やそもそも日本語ではない漢文、上記の近代文と現代の現代文の 4 つを Set にして「国語」の試験問題になっていたりするので、現代文しかできない受験生は 25% しか解答を捻り出せず、残りの 75% は鉛筆転がしの確率分しか点を取れない事になります(^^;)。 大学は卒業までに学士論文を提出して「学士号」を得るものですので「過去の難解な論文資料を理解して自分なりの論文を作成する能力が求められる」というわけで「>自己本位で独善的な学者が書いたとしか思えないような文章」を試験に出しても良いんです。 素敵な日本語 Life を(^_^)/
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- Nakay702
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確かに、現国の入試問題はあえて難解な文章を題材にすることがよくありますね。今を去ることン10年前、私も受験時代に同じような疑念と「義憤」を感じた記憶があります。しかし、受験が控えている以上、避けて通れるような問題ではありませんよね。そこで、一計を案じました。 ①よし、同じような過去問を徹底的にやってみよう、と一念発起。出題者はどんな「引っかけ」を考えるのかをさぐってみました。 ②その過去問をモデルにし、小説・随筆・新聞記事などを材料にして似たような問題を自作してみました。 ③複数の友人にそれを「出題」してみたところ、彼らは喜々として取り組んでいました。そのことに気をよくした私は、以後いろいろな問題を作ってみました。 ④そんなことをしているうちに、いつの間にか最初の疑念は消え、逆に興味さえ出てきました。むしろ、現国の長文問題大好き人間になっていました! 同じような疑念を抱く人は結構大勢いるかも知れませんね。そういう方々にぜひ上の方法をお勧めしたいと思い、投稿させていただきました。
お礼
回答ありがとうございました。 現代文の試験は変な文章も多いですよね。
お礼
回答いただきありがとうございました。 良質な回答なのて、ベストアンサーに選定します。