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「感に堪える」= 「感に堪えない」 ?
何かに深く感動した様子を表すのに、 次の2つの表現は、どちらもありでしょうか? A. ・・・いかにも感に堪えないという風に、 B. ・・・いかにも感に堪えたという風に、 ---- これまでは、「A.」の使い方で覚えていたんですが、 ある雑誌で「B.」のような表現も目にしたものですから、、 「広辞苑」を見てみましたら、確かに 「感に堪える」=「感に堪えない」 のようには説明されていました。 ただ、「否定形でも普通形でも意味が同じというのは、どうして??」 とも思いまして、 その辺りについてご存知のことがありましたら、よろしくお願いします。 --
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- hijyousyudan
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- hijyousyudan
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お礼
いろいろな例を挙げていただいて、ありがとうございました。 確かに、「ウソをつくな!」← →「ウソをつけ!」では、 肯定、否定がほとんど同じ意味で使われますね。 それと、似たようなケースでは、 「馬鹿言ってんじゃないよ!」に対して、 「馬鹿言ってろよ!」のように皮肉調で言ったりするのもありますね。 ただ、感に堪えるとか堪えないとかいうのは、ごく普通の文脈で使われますし、 命令を強めるとか、皮肉というようなケースとも違うように思います。 ---- 少し調べてみてましたら、「感に堪えた」については、 『「感に堪えたか、いや、堪えない」から転じて、「感に堪えない」と同じ意味に・・』 というような解釈もあるようです。 そういう反語的な使い方から来たものなのか、 それとも単なる混同・誤用からなのか、 など、 いろいろ思案させられるところのように思います。 ---- なお、 「感に堪えた風に」という場合でも、 「深く感動して、"それが表に現れるのをこらえられない" 様子で」 のような意味で使われるのが普通なんだろうとは思っています。 --