普通は(1)の結果を利用して(2)を解くことはできません。
しかし左辺が1以下であることを示した上で1になるxを求めたので
あれば(2)もすぐに解けます。
f(x)=(sinx)^3+(cosx)^3とおく。
f(x)≦1である。f(x)=1となるxはx=0,π/2に限る。
これが証明できたとします。
そうするとf(x)≦1であり、もちろんsinx≦1です。
だからf(x)+sinx=2となるのはf(x)=1,sinx=1のときに限ります。
f(x)=1となるのはx=0,π/2のときであり、このうちsinx=1も満たすのは
x=π/2だけなので(2)の解はx=π/2となります。
f272さんの回答はf(x)≦1を示しています。
だからこの形で(2)を解くことは可能です。
「f(x)≦1であり等号が成り立つのはx=0,π/2のときに限る」
あまり上手ではないですが一応証明しておきます。
f'(x)=3(sinx)^2・cosx+3(cosx)^2・(-sinx)=3sinx・cosx(sinx-cosx)
f'(x)=0となるのはsinx=0 or cosx=0 ,or sinx=cosxのとき
これを満たすxは0,π/4,π/2,3π/4,π,5π/4,3π/2,7π/4
それぞれのケースでf(x)は1,√2/2,1,0,-1,-√2/2,-1,0である。
f(x)は0≦x≦2πで微分可能であるから上記のx以外の値で
最大値をとることはない。∴f(x)≦1
f(x)=1となるのはx=0,π/2のみ