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建築施工管理の仕事、工事の進め方について
- ゼネコンなどで建築工事を進めるにあたり、施主との契約を行い、着工してから施工図の作成、打合せにて仕上げ材の決定、建具の移動等の変更を行うのは何故でしょうか?
- 着工前に全工種の施工計画、施工図の作成、仕上げ等の仕様の決定を行わないのは何故でしょうか?
- 着工前に施工図の作成、詳細な仕様が決定している物件とはどういったものがあるのでしょうか(システム建築を除く)
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補足確認ありがとうございます。疑問点がわかりました。 ものすごく簡単な言い方をするなら着工を前倒ししているということになりますね。着工が早ければ、完了が早まるか工期に余裕ができるため非常に大きなメリットがあります。 また後工事となる仕上げの詳細や建具位置などは、そもそも変更になる可能性の高い工事です。そのため仮決定状態で着工してしまうのが合理的であるということなのでしょう。「決定事項が直前で変更になる」よりも「仮決めしておいて直前で本決定する」としておくほうがムダが少ないでしょう。
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- OldHelper
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設計図書は縮尺です。 現場施工は原寸です。 設計図書の仕様はサンプルです。 現場施工の仕様は実物です。 施工とはすべてを原寸、実物で作り上げることです。 設計は縮尺で全体像をイメージ造りする作業です。 一つずつ、確認しながら作りこむのが施工の醍醐味です。
- queef
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仕上げや建具等は後半の工事なので変更が間に合うギリギリまで客先の要望を聞く方針なのでしょう。 着工後でも計画変更、軽微変更は可能です。もちろん届出が必要になります。完了までに届出れば良いです。 >なぜ着工前に全工種の施工計画、施工図の作成、仕上げ等の仕様の決定を行わないのでしょうか? 全て着工前に行っているでしょう。すべて事前に行われていなければ建築許可はおりません。建築許可がおりなければ着工できません。 >また、着工前に施工図の作成、詳細な仕様が決定している物件とはどういったものがあるのでしょうか? 建築許可を必要とする工事であれば全てです。決定事項を後から変更することは可能です。
補足
回答ありがとうございます。 誤解を恐れずに書くと「"計画"段階のものを"決定"の段階にまで進めてから着工しないのは何故なのか」という疑問です。 確認申請のために作成する設計図の段階で構造設計・意匠設計・設備の仕様(換気量、照度、消防設備など)が"計画"されているのは把握しております。また、軽微な変更や計画変更で確認申請後にも変更が可能な事も存じております。 例えば壁・床のタイル仕上げの場合、意匠図(仕上表、平面詳細、展開図)には「磁器質タイルt… W…xD… (同等品)」という記載がある場合があります。この場合、現場サイドでタイル割り付け図の作成、場合によっては躯体のフカシ、梁・壁位置の検討(設計に確認するのはもちろんですが)を行います。この施工図作成の仕事は施主との契約を結び、工期が決定してから行われるものだと認識しています。 なぜ詳細な収まりや壁紙の色など、着工し、施工を進めながら定例会議などで"決定"していくのか。全て"決定"してから着工しないのは何故なのでしょうか。 自分が経験した現場では上記のような仕事の進め方でした。他社から転職してきた上司にも一般的な建築工事の流れとして教わりました。 自分の考え方が極端だとは思っているのですが、なんとなくで仕事をしているのが腑に落ちず、教えていただきたい次第です。
お礼
わかりやすい説明ありがとうございます。 メリットを考え無駄を抑えた合理的なやり方という認識が理解しやすく、長らくの疑問がやっと納得できました。