※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:椿説って?)
「椿説」とはどのような意味?
このQ&Aのポイント
「椿説」とは、めずらしい話や意見を指す言葉であり、珍説と同じ意味合いを持ちます。
しかし、渡辺一夫さんの「曲説フランス文学」の序文では、「椿説」を珍説よりも高尚な意味合いとして使っています。
これは、滝沢馬琴が「椿説弓張月」という立派な作品のタイトルとして使用したため、同じ意味の「珍説」ではなく、別の言葉を選んだと考えられます。
渡辺一夫さんの「曲説フランス文学」の序で、タイトル付けの経緯について触れていまして、そこで
「徳川時代に、滝沢馬琴という文学者が居り、正史・史実を踏まえて、たとえば『椿説弓張月』などと題して立派な作品を書きました。私の場合、厳然として存在するフランス文学史を通じて、辛うじて判ったつもりになったことだけを、なるべく判りやすく書き綴ったのが、雑文集に近い本書になったにすぎません。馬琴が『椿説』なら、こっちは『珍説....』とでもしたほうが適当とは考えましたが、『珍説』では、穏やかでないような気もいたしましたので、正直に『曲説....』といたしたいと思ったのでした。」
と述べています。
そこで椿説を調べますと、珍説と同じで、
(1)めずらしい話。珍談。
(2)めずらしい意見。また、風変わりな、ばかばかしい意見。
と出ますが、上の文章では、意味を違ったものとして使い分けているように感じました。
そこでお聞きしたいのですが、ここでは、「椿説」「珍説」をどのような意味合いで使っていると考えればいいのでしょうか?少なくとも椿説を珍説よりも高尚な意味として使っているように感じられるのですが....。
それとも、本来意味は全く同じだけれど、馬琴が「立派な作品」のタイトルとして使用したためになにか自分のタイトルに使うのがはばかれて、同じ意味の珍説の方をということなんでしょうか?
どなたか、お知恵をお貸しください。
お礼
回答どうもありがとうございました。