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村上春樹さん&書籍について
いつもお世話になっています、akiha2です。 村上春樹さんについて、高校で論文を書いていこうと思い、 ネットや書籍などで色々調べてみたのですが なかなか欲しい情報が手に入りません。 そこで質問したいのですが… (1)★村上さんは若い頃、どこかの国の文学に影響された (もしくは没頭していた)と聞いたのですが、 (「フランス」や「西洋」など)具体的にどこでしょうか? (2)★村上さんが訳した翻訳書の中で、 「訳し方が他の作家とは違う!(特徴がある!)」と言える作品 (3)長編・短編の内容が過激すぎないもので 「村上春樹の名作」と言える作品 (人それぞれだと思いますが参考にしたいのです。) (2)(3)についてはタイトルだけでなく、 一言説明が頂けるとなお助かります。 どれか一つでも構いませんので、よろしくお願いします。
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こんにちは。 自分なりに答えていきますと。 (1) 割と最近、出版された、スコットフィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」の訳者解説みたいなもので、生涯ベスト3作品に 「グレート・ギャツビー」「カラマーゾフの兄弟」あと一つ何かを挙げていました。 地域年代で言うと、近代アメリカあるいはロシアでしょうか。 (2) レイモンドカーヴァーの「キャチャー・インザ・ライ」 ”文章のキレイさ””みずみずしさ”が他の訳者さんより優れていると思います。 (3) 私は「ねじまき鳥クロニクル」だと思います。 「ダークでドロドロした感じがたまりませんっ」 私は特に過激だとは思いませんでしたが、一般的に、きわどい表現があるとされていますので、一応注意しておいてください。 http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw/250-1640907-4040224?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%83O%83%8C%81%5B%83g%83M%83%83%83c%83r%81%5B&Go.x=0&Go.y=0&Go=Go
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- poccuru5
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アメリカが生んだ恐怖作家ラヴクラフト!!! ラヴクラフトは全く虚構の文献を、さも本当にその本が存在するかのように作中に登場させたりしています。いわゆる『ネクロノミコン』という書名はラヴクラフトを知らなくても聞いたことがあるかもしれませんね。あるアメリカの古書店の店主がいたずら心から新入荷の書籍の中に『ネクロノミコン』の名を加えたところ注文が殺到したという話まであります。 同じ手法をまぎれもなく村上春樹は用いています。たとえば全く虚構の作家《ハートフィールド》が、さも実在するかのように書いていますし(ハートフィールドのモデルはラグクラフトだという説がある)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』にも全く虚構の書『動物たちの考古学』を登場させています。 これを見れば間違いなくラヴクラフトの影響を受けているといえるでしょう。 参考 : 『象が平原に還った日』
お礼
遅くなってしまってすいません! >これを見れば間違いなくラヴクラフトの影響を >受けているといえるでしょう。 詳しい説明ありがとうございます! 存在しないものを「存在している」ように書く。 かなりの技量がないと難しいですよね。 参考資料の方を調べたところ、近くの図書館に あるようなので読んでみたいと思います。 ありがとうございました^^
お礼
お礼が遅くなってしまってごめんなさい; (1)あと一つを調べてみると、 R・チャンドラーの「長いお別れ」でした。 図書館にいって探してみます^^ (2)学校で発見したので、早速借りてきました。 ありがとうございます! (3)この本は有名ですよね。面白そうなので読んでみます! 助かりました…なんとか論文書けそうです! ありがとうございました。