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中1自閉症 国語だけが苦手な子供に合う塾は?

この春、公立中の1年生になった息子がいます。 軽度の自閉症のため、性格や学力の凸凹がかなり激しいです。小学5年生のときには英検1級取得、算数も独学で中3まで終えてしまいました。暗記力は桁ハズレによいです。しかし、国語だけは事情が大きく失点することがあります。とくに物語の心情理解や、論理文でない作文(とくに具体的に表現する)のが苦手です。 現在都内に住んでおり、中学受験も公立を1校だけしたのですが、予想外に落ちてしまいました。公立中受験大手の塾に通い、塾からもほぼ合格圏内と思われていたため、ショックは親子で大きかったです。原因は本番に限って問いに正対して答えていなかったことが連発していたためでした。普段は大方できていました。 親の方がどうにか気を取り直して、高校受験のために地道に国語の勉強を探そうとしたのですが、難関校受験を売りにしているところの多くは「中高一貫校の生徒でないとダメ」ということで受け入れてもらえません。 Z会にお試し体験してみましたが、国語もかなり簡単すぎて、結局通う意味が見いだせませんでした。 息子はがっかりしたまま立ち直れていません。学校の授業も簡単すぎてうなだれて帰ってきます。 発達の専門家から言われるのは、「できないところをどうにかレベルアップしていこう、ではなく、できるところを伸ばしていくようにしましょう」ということなのですが、高校以降、できるところを伸ばしていくにも、国語のレベルに合ったところしか受験できないとなると、彼のよいところも伸びていかない気がします。数学は私の手に負えなくなっています。誰かがみてやればもっと伸びると思うのですが…。 毎日のように母親の私が短い作文練習を出して添削したりとやっておりますが、母親以外の人からもみてもらえるのがよい気がしています。かといって、まったく知らない人に家庭教師を頼む自信もありません…。自閉的に愛想がなく、発言に乏しく、愛されるのが難しい子供です。国語の力をつけるために理想的だと思うのは、教室でほかの生徒の発言を聞きながら物語を理解したり、想像をふくらませて文章を書く練習をすることです。 どなたさまか、こうした子供が国語力を伸ばす塾や先生をご存知ないでしょうか。 ちなみに、経済状況は世間でいうところの中くらいで、車も持てない家計状況です。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.1

>子供が国語力を伸ばす塾や先生をご存知ないでしょうか  これには直接応えることはできませんが,文中気になったことがあったので以下に述べます。 >算数も独学で中3まで終えてしまいました  中3の内容まで終えた=教科書の問題程度ならみんな解けるようになった と解釈してよろしいですか。  ひとつ気がかりなのは,「圧倒的な記憶力で,やり方を覚えてそれを摘要して正しく答えが出せるようになった」ことを中3までの数学をすべて習得したと思っているのではないかということです。  図形の証明に限らず,「数学は国語」です。読解(問題を読んでそれを数学的に解釈する)と表現(解釈したことをもとにして結果に向かって論理的に説明を書き記す)が重要なのです。(学校で学ぶ)数学は,読解と表現の勝負なのです。なぜその解答が導き出せるのか作文できるのかが重要です。  例を挙げます。高校3年あたりで出される問題「逆さにした円錐形の容器に一定の速さで水を注ぎ,水の深さがhになったときの水面の面積の広がる速さを求めよ」というがあります。この「一定の速さで水を注ぎ」の数学的解釈は「体積の時間に対する変化率が一定つまり,dV/dt=k(定数)とおくことができる」です。V=(1/3)πr^2h(円錐の体積)をあえてtで微分指定行くわけですが,その発想に至るには読解と表現の力が要るのです。  中学校の数学の問題も,計算だけを書くのではなくなぜその計算をするかの理由を文章で説明する解答をかく癖をつけると高校に入ってから大きく伸びます。国語力(読解力や表現力)もついてくるのではないでしょうか。 ※ 数学は国語だと言ったら,都内の区立中学校の国語の教師をしている知り合いが「その逆もありますよ。私は,国語は数学だと言ってます」と返してきました。文章を軽く読んで感覚で答えるな,よく読んで論理的に答を導き出せと言いたいのですね。

taiyaking
質問者

お礼

解答がつかない問いに対し、お答えいただき、誠にありがとうございます。 そして面白い例を出していただき、ちょっと新鮮な気持ちになりました。 息子の状況を示す、わかりやすい例として記憶しておきたいと思います。 数学も国語が基本であること、おっしゃる通りだと思います。 お察しの通り、息子は理数科目での記述が苦手です。 頭の中でわかっていても、第三者に伝わるような説明の仕方が不得手です。 都立中学受験しておりますが、この準備に親子で一年間、数えきれないほどの問題を一つひとつ丁寧に解いては見直し、解いては見直しをしてきました。都立のパターンとして、「因果」の構図がよく描かれているか、抜けなく説明できているか、がポイントとなっています。 (受験に失敗しましたが、根本的な問題なので練習は続けています。今日も一緒に証明問題の言葉足らずだったところをやり直しました。しかし、数学は私の頭ではもう限界です。) こうした力をどんな場合にでも応用できるようにするため、まさに「国語力」を磨いていきたいと思っています。今後、大学入試まで、考えさせ、記述させる質問形式がますます増えていくのが目に見えています。つまり、記述力がないと、ほかの能力にいくら秀でていても、芽が出ないということになります。今の日本の社会で最も重視されている基礎能力は、集団に合わせる力、であるので。 アメリカなど、ギフテッドの教育をしている国へ行けば?などと専門家からも言われることもあるのですが、希望したからといって移住できませんし、お金もありません。出口が見えず、苦しいです。 まずはできることをと考えていただき、ありがとうございました。

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