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生物の分類(目、科、属、種、亜種)等について
生物の分類(目、科、属、種、亜種)等について 生物の分類には目、科、属、種など色々な階層がありますが、 いまいちこれらの線引きの基準がわかりません。 例えば生物学的に違いがあれば属、もっと違えば科、さらに遠いものであれば目が違ってくると思うのですが、 それぞれどこまで差が出れば属、科、目となるのか明確な基準はどうなっているのでしょうか? あと上目とか下目とか目、科、属の間にさらに階層が設けられることもありますが これが付けられる条件はどうなっているのでしょうか? 詳しい情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご回答いただけますよう よろしくお願いします。
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ありません。学者によっても違ってくることはざらです。移動能力が低い種類では少しずつ遺伝子が異なっていて、隣接する地域では交配可能でも、遠隔地通しでは不可能になることもあります。人間が人種を問わずどの人種通しでも子孫を残すことができるのは分岐してから寿命を考慮するとそれほど時間が経っていないからです。さらに厄介なのは「輪番種」というものが存在することです。「セグロカモメとニシセグロカモメ」ではそれが際立っていて、大西洋上ではまったく別の種類として存在するのに対し、日本ではこの二つは区別することができず、「ニシセグロカモメ」という種は存在しないことになっています。