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双子葉植物の分類法
子供と植物の分類法を勉強しています。単子葉植物と双子葉植物の分類は、根や茎の構造の違い、葉の葉脈の違いなど確かに違うなぁと思うのですが、双子葉植物をさらに分類するのに、被子植物/種子植物、または合弁花/離弁花に分けるとテキスト類に書いてあります。しかし、植物の分類で、子房が覆われていること/いないこと、花びらがくっついていること/いないこと、というのはそんなに大事なことなのでしょうか?動物を分類する時に、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類と分類しますが、それらの差は、えら呼吸/肺呼吸、変温/恒温動物、卵/子で産まれる、確かに生物を分類する上で大事な点に着目して分けているように見えます。植物の子房や花びらの細かい構造が、動物の分類のようにおおきな分類と比べると、何か細かいことにこだわっているように見えて仕方ありません。どうしてこのような分類をするのか、何方か教えてもらえると嬉しいです。
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人間の目で見て、木(木本)と草(草本)という特徴は分類する特徴に見えますよね? しかし、こういう主観的な分類は、必ずしも類縁を正しく表しません。 木本と草本という特徴は、植物の類縁とは無関係であることが多いんです。 それに比べて、花の構造は植物にとって重要な生殖に関わるため、 近類なものほど似通っていると考えられています。 なので、分類により適している特徴だと言えるのです。 子房は花の一部なので、同様のことが言えます。 ちなみに草本であるオランダイチゴ(イチゴ)と、木本である桜は 同じバラ科なんですよ。生物って神秘ですね。
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- TTOS
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よくお世話になっているURLを貼り付けました。参考までに。 9. 被子植物の系統・進化・多様性 9-1. 被子植物の系統樹と分類
お礼
教えてくださったHPを拝見しました。難しい用語もありますが、進化と関係がよくわかりました。ありがとうございます。子供への説明にそのままは使えませんが、教える背景知識としては大変役に立ちます。
お礼
大変わかりやすい説明です。ありがとうございます。納得出来ました。イチゴと桜が同じバラ科とは知りませんでした。植物の分類は、見た目はまったく役に立たないんですね。