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汚水の膜処理はどういう利点があるのでしょうか
工場廃水などを凝集沈殿処理から膜処理に変更していると聞いたのですが、どんなメリットがあるのでしょうか。 膜のメンテナンスが大変苦労するように思うのですが。 参考URLがあれば教えて下さい。
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質問者が選んだベストアンサー
脱塩処理した塩は、工業塩として使用するか産業廃棄物の最終処分場に埋立処分します。処理水は放流します。(あくまでも一般論ですが。) 処理水を希釈放流するというのは、質問者の想像ですか?事業説明であったのですか?特に、海域、下水道放流の場合、希釈放流ということはないと思いますが。 質問者は、なにがしか不安を抱えておられるようですが、そういった不安や疑問は、直接事業者(自治体なら市長=管理者ですが)にお聞きになった方がよいと思います。 これ以上は、責任ある回答ができませんので失礼致します。
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- ginyou777
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膜処理に関しては、廃棄物研究財団が評価書を発行していますので、参考に載せておきます。 見ていただくとわかるように、膜処理は元々し尿処理施設(今は汚泥再生処理センターといいます。)におけるし尿及び浄化槽汚泥の処理方法として開発されました。 膜処理それ自体が独立した技術なのではなく高負荷生物脱窒素処理に膜処理を加えたものが、いわゆる膜処理です。 膜処理技術自体を議論するのはここでは難しいので、ご質問の膜処理の特徴(メリット)を以下に示します。 ・RO膜(逆浸透膜)の場合、水溶性化合物を透過しませんので、海水でも水になります。廃棄物処理施設では塩除去に使用しますが、非常に高価な設備なので通常は設置しません。最終処分場の浸出水処理施設に設置し、下流域の塩害防止に使用することはありますが、稀です。 ・MF膜は、タバコのフィルターをイメージしていただくとよいのですが、膜モジュールを透過させることで水と粒子を分離させます。 ・膜モジュールの寿命(交換時期)ですが、当初は2~3年で全数交換といわれていましたが、思ったよりも寿命は長いようです。 どうも、質問者は、ごみ焼却施設の排水をクローズドではなくオープンにするにするが、膜処理による排水を系外に流す、というようなことがありご心配なのかもしれません。 膜処理技術だけでいいますと、国内最高の技術であることは間違いありません。クローズドといっても、結局は煙突から蒸発散させるだけです。どちらがいいかは、議論しませんが、私個人としては、下水道放流が最もよいと思っています。(終末処理場の能力の範囲であることは当然ですが。) 情報があまりない状態ですので、回答はこの辺でやめておきます。
補足
回答ありがとうございます。 補足質問があり、お時間許せば回答ください。 棄物処理施設では塩除去に使用した場合、脱塩濃縮した 濃縮水はどう処理するのでしょうか。 やっぱり河川・海・下水道に基準値以下にして希釈放流するのでしょうか。 せっかく濃縮したのに何かに利用できないのでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 お礼が送れてすいませんでした。 脱塩処理した塩の引き取り先がない場合は産業廃棄物の最終処分場に埋立処分になるのはもったいないですね。 海外に工業塩として輸出できればいいのですが。 希釈放流するのは濃縮水を放流制限値以下にして放流するという意味で書きました。 文書表現が悪くて誤解を招いたようなので。