辞書の用例・例文に使われる人名や地名の固有名詞は何を基準にしていますか、教えてください
国語辞書・英和辞書・漢和辞典・和英辞典の辞典類について質問です。
辞書では検索する単語・キーワードの意味を必ず表さなければなりませんよね。場合によっては同じ種類に属する他のものから区別するために 固有名詞(人名・地名・国名・会社名・団体名などの類)が使われることもありますね。
確かに便利ですが、例文や用例の表し方に不思議なことがあります。
人名では名(名前)に花子・太郎・健・由美など簡単な名が使われ、姓(名字)ではよく見られる またはありふれた 山田・田中・鈴木・佐藤などがよく使われております。
地名では大規模な都市・自治体・国家で、東京23区・大阪市・名古屋市(ニューヨーク・ロンドン・キャンベラ・オタワ)、東京都・大阪府・神奈川県(アメリカ合衆国・イギリス・オーストラリア・カナダ)などがよく登場します。
英和・和英辞書にある英文の固有名詞では頭文字を大文字で書きます。(例:“S”uzuki “K”en,“T”okyo,“A”merica)
しかし、リズムが崩れたように多くなく、あまり見られない姓・名、田舎や規模の小さい都市・国家の地名をたまに使っていることがあります。
その事例はgoo国語辞典「出身」の結果に『“山形県”出身』、Yahoo和英辞書「名前」 ニューセンチュリー和英辞典に『お名前を聞かせていただけますか?(Would you mind telling me your name?)、“小西良行”です(“Yoshiyuki Konishi”)。』としてあります。
『“山形県”』・『“小西良行”』ですが、どちらの地名や人名も、ありふれたものではありません。
山形県は東北地方にあり、人口・世帯数は多くありません、田舎の地域です。いわゆる三大都市圏に含まれず、地方圏です。
小西ではなく「小」で始まる姓で多いのは「小林」です。
その名も「良行」ではなく「良子」が多いです。
これらの用例・文例で使われている地名は田舎または規模の小さい地方都市・小さな国家で、人名は最も多いか、よくある物でお手本になるような姓名 山田・田中・鈴木(ジョーンズ・スミス)、太郎・花子・健・由美(トム・ルーシー・ジョージ・マイケル)などの類ではないです。
このように、辞書の用例・例文の地名や人名などの固有名詞は何を基準にして表しているのですか?
どうやら、多い?少ない?かは関係ないみたいです。
内容が長すぎて、分かりにくい質問になってしまいましたがどうか回答をお願いします。
お礼
お忙しいところありがとうございました。 大変参考になります。