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現地音尊重で呼ぶ方がいいと思われる外国の固有名詞

日本で外国の固有名詞を使うとき、歴史的経緯もあって現地語の発音よりは英語等に基づいた読み方をすることがしばしばありますが、最近は現地音尊重ということもあってか現地音に近い読み方に変わってきているものもありますね。 たとえば「ベニス」と言うことが多かったイタリアの地名も「ヴェネツィア」が優勢になってきているようです。 そこで皆様にうかがいたいのですが、現在日本では○○と呼ばれるのが普通だけれども、そろそろ現地音を尊重して××と呼ぶようにした方がいいのではないかという外国の固有名詞があったら教えてください。 ※あくまで日本語の中で、カナ書きという前提でお願いします。

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回答No.7

どう考えても、一番にあげなきゃいけないのが、タイの首都バンコクです。 私は、バンコクと言うたびに、本当は「クルンテープ」なのに申し訳ないと 思ってしまいます。タイ人も BANGKOK INTERNATIONAL AIRPORT と か書いてくれてますが、勘違いの名前のままです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%AF ほか、都市名では、英語名のメキシコシティー、モロッコのカサ・ブランカが スペイン語名なのは、特に違和感を感じます。 国名は、もっと多いですね。EU内でもハンガリーは、ぜんぜん違いますね。 スイスのように、ラテン語国名 Hervetica が必要になる国もあるのですから。 アルバニア・アルメニアくらいまで行くとぜんぜん違いますし、アラビア語圏 では、エジプトを始めとしてかなり違います。以前に回答したものです。↓ http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2064352.html (私の回答は、質問者さんに読んでもらった痕跡がなくさびしいですが。) *追加* × ブータン    → ◎ ドゥック・ユル 私は、ヨーロッパの国は、すべて訪問しているので、最近独立した ツルナ・ゴーラ(モンテ・ネグロ)も今年行きました。 国名・都市名ではないですが、エベレストというのもサガルマータ(ネパール) ・チョモランマ(チベット名)がいいですね。エジプトのピラミッドも「アフラーム」 にしてほしいです。 トルコ東部クルド系の村で、愛着のある名前から、トルコ系の地名を押し付け られているのは、さびしいですね。逆に フィンランドやスウェーデン北部で、 サーメ人の地名があるとうれしいです。

mide
質問者

お礼

バンコクは「クルンテープ」と呼ぶべきなんですね。今後はなるべくそうしたいと思います。 エベレストは、ときどきチョモランマと呼ばれるようになってきていると思いますが、ネパール語でサガルマータですか、山があるのはネパール・中国国境なのでどちらかで呼ぶとなると政治的に難しいことになりそうですね。 以前のご回答も大変参考になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (13)

  • tomoarai
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回答No.14

北京はそろそろ「ペイジン/ベイジン」と呼んだ方がいいような気もします。 英語でも中国語普通話でも「Beijin」ですし… 特に中国の場合ですが、現地語の定義はどう見ればいいでしょうか? 名称/中国語普通話/現地語(中国語方言) 厦門(アモイ)/シャーメン/アモイ(ミン南語) 香港(ホンコン)/シャンガン/ホンコン(広東語)

mide
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 厦門は現地のミン南語では「アモイ」と呼ばれるのでしょうか? 中国のように方言差が大きかったり複数の言語が使われる地域の呼び方は難しいですね。

  • ykkic
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回答No.13

No.12です。 >ご提案としては、以下全部を右側のカナ書きにするということでよろしいのでしょうか。 というご質問がありましたので、再度。 初めのご質問は「現在日本では○○と呼ばれるのが普通だけれども、そろそろ現地音を尊重して××と呼ぶようにした方がいいのではないかという外国の固有名詞」でしたね。 わたしが申し上げたのは「そろそろ」ではなくて、いわば原則です。「そろそろ」が大切であれば、やはり有名なものに限られるでしょう。そういう意味ではここにあげたものが提案ということではありません。 ただ、中途半端なこと(たとえば北京は有名になったから現地読みに近くするが、南京はそれほどでないので今までの読み方を使う等)をやっていくと、そのうちに、いったいどれが現地読みに近くて、どれはそうでないか、今よりもっとわからなくなるように思います。どうせなら、どこかの時点で(当面は二つ併記が必要かもしれず不便ですが)「えいや」っと、すべての地名や人名をなるべく現地読みに近い音にしちゃうのがいいと思います。(かたかなでどう表記するかは人によって意見が違うかもしれませんが。) 韓国・朝鮮語に関しては、ほぼそれをやっているんですから、ほんとうにやる気になれば、中国語とかほかの言語についてもやれるんじゃないかと思います。結局は報道機関の姿勢ですよね。あとは政府とか国語審議会でしょうか。 「以下全部を右側のカナ書きにするということでよろしいのでしょうか。」 悩ましいところです。日本人に現地音を聞かせてかたかなで書いてもらったら、わたしとは違う表記をする人もいると思います。わたしは一応語学教師で、いろいろな言語の勉強もしましたが、もともと日本語とは違う母音などをかたかなでどう表記するかは、悩みます。 「母音が後続しない場合のことだと思いますが」 わたしも初め「音節末子音」と書きかけたんですが、「rとlは母音がついても」ですし、「nga」で始まる音を「ガ」と書いてしまえば、「ga」との区別がつきませんし、「ナ」と書けば「na」との区別がつきません。濁点ではなく、「カ」行の文字に丸(半濁点)をつけて鼻濁音を表す表記も一部にありますが、そう一般的ではありませんよね。 「区別できる表記があったとしても、日本語として別な発音で読まないのではないかという気もしますが…。」 おっしゃるとおりです。でも、かたかなで使われる「ティ」「デュ」「シェ」「ヴァ」「クヮ」などは、日本人が日本語にない外国語の音を表そうと努力して作ったものでしょう。日本語としては必要ありませんけど、現地音になるべく近く表記しようということなら「ra」「la」の区別ができるような表記を考える、そういう工夫があってもいいと思います。たとえば、「ヴァ」は「va」を「ba」と区別するために作ったものですよね。 話が本来のご質問の趣旨からそれてしまい、失礼しました。

mide
質問者

お礼

ご説明、ありがとうございました。 原則を議論するのも大切ですが、その議論が収束するのはなかなか大変だと思いますし、現在ない仮名遣いを追加するのも一朝一夕ではできないと思います。 一方、これまでいくつか例があるように、そういった議論に特にかかわらなくても呼び方を変えた方がいいと考えられる固有名詞もあるのではないかと思います。 もしそういう具体例があったらお聞きしたいと思い、質問した次第です。

  • ykkic
  • ベストアンサー率47% (24/51)
回答No.12

こんにちは。 わたしも個人的には人名・地名は現地音をなるべく優先するのがいいと思いますが、言語によって存在する音が異なるので、むずかしい面があります。 韓国はかなり現地読みに近いふうになってきましたね。ケイシュウ(慶州)ではなくキョンジュのように。スターの名前もみんな現地風ですよね。 そういう意味では限界はあるにしても、かたかなは偉大です。中国だと全部音を漢字にするしかないので、その漢字の意味が生じてしまいます。でも、非漢字圏の国の人名・地名には漢字をあてるわけですから、日本の人名や地名にだってやれないことはないですよね。やる気なさそうですけど。 中国語にはアモイに限らずいろいろありますよ。上海はわりと近いですけど。 北京:ベイジン 南京:ナンジン 西安:シーアン 香港:シアンガン 長春:チャンチュン カンボジア:カムプチアまたはクマエ(クメールではなく) プノンペン:プノムペーニュ タケオ:タカエヴ バッタンバン:バッドムボーン って、同じくきりがないですね。 lとrの区別もですが、せめてnとngを区別できるような表記が日本語にあるとよかったなあと思います。不便ですねえ。

mide
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私も「現地音をなるべく優先」は同意見ですが、なかなか一筋縄ではいきませんね。 ご提案としては、以下全部を右側のカナ書きにするということでよろしいのでしょうか。 北京:ベイジン 南京:ナンジン 西安:シーアン 香港:シアンガン 長春:チャンチュン カンボジア:カムプチアまたはクマエ(クメールではなく) プノンペン:プノムペーニュ タケオ:タカエヴ バッタンバン:バッドムボーン >lとrの区別もですが、せめてnとngを区別できるような表記が日本語にあるとよかったなあと思います。 母音が後続しない場合のことだと思いますが、区別できる表記があったとしても、日本語として別な発音で読まないのではないかという気もしますが…。

回答No.11

イギリス……はさすがにいいですか。 「グレートブリテン」や「ユーケー」では、長い二国関係が妙に薄く見えてしまいますし。 しかし同じぐらいの歴史がありながら、ドイツは「ドイチュラント」の方がしっくりくる気もします。 単なる個人的な好みの気もしますが。 そういえば、「ベートホーフェン」は、なぜか日本だとベートーベンと英語風になりますね。 ワーグナーは近頃「ヴァーグナー」となっていることもありますが、「ベートホーフェン」になる動きはなさそうです。 ところで現地音というのも、簡単なようで結構難しい問題ですね。 そもそも外国語の音を日本語に転写する時点で無理が生じますし、 多言語国家の場合はどの言語を採用するかという問題もあります。 とある国では、一つの言語の中でもが国号が定まってないといいますし……(いちおう、外国向けには「Nippon」を使うことが多いということですが)。

mide
質問者

お礼

「イギリス」はどなたか挙げてくださらないかと期待していましたが、難しいですね。大使館などは「英国」を使っているようですが、これも「英吉利」を元にしてできた言葉でしょうし。 「ベートホーフェン」はいいと思います。オランダ系でvを[v]で読むという話もありますが、ドイツ生まれでドイツで活躍したのでドイツ読みでいいのでしょう。 カタカナへの転写は確かに難しい問題ですが、現地読みとかけ離れた場合だけでもなんとかならないかと…。 ご回答ありがとうございました。

回答No.10

NO8です。 <エベレストは「サガルマータ」より「チョモランマ」の方がいいのでしょうか。> うーん、エベレストは「サガルマータ」と呼んだらチベットの方が怒りそうだし、「チョモランマ」と呼んだらネパールの方が怒りそうだし。ハイフンを使うのはどうでしょう。「サガルマータ-チョモランマ」でもこうするとどちらの名が先にくるかでまたもめそうだし、、、。アルファベット順で、「チョモランマ-サガルマータ」でどうでしょう。 となると、「日本海」は?という問題になってきます。日本海は日本はもちろん、国連、メジャーな国では日本海と呼ばれていますが、韓国では「東海」と呼ばれ、いずれの名前も自国を中心とした呼び方になっています。「日本海」は説明するまでもなく、「東海」というのは韓国から見た場合にのみ東にくる海です。となると???「日韓海」とか?これもまたどちらが先かでもめそうです。そして中国も文句を言ってきそうですね。

mide
質問者

お礼

「チョモランマ-サガルマータ」は公平かもしれませんが子供が覚えるには大変そうですね。複数言語で呼び方がある場合は難しいと思います。 「日本海」問題もありますが、「外国地名の日本でのカナ書き」がテーマですので割愛させていただきます。 どうもありがとうございました。

回答No.9

バハレーン いうまでもなく中東(湾岸)の小さい王国ですね。 日本の新聞などはバーレーンと書きますが、アラビア語でバハレーンです。 アラビア語の音をアルファベットでBahrainと表記したのが、英米人には、英語でH を読まずバーレーンと発音する者が多い。 日本のメディアの中東特派員も、アラビア語を知っている者などほとんどいないので、英語で間接的に情報を仕入れるものだから、日本の新聞などにはバーレーンと誤って書かれるようになった。 日本外務省は、さすがにバハレーンという表記を使っていたのだが、何と数年前に、日本の『民間』から『民間と違う表記をするのは驕りだ』と批判されそうになって(外務省叩きの頃)、バーレーンという表記に変えてしまった。わざわざ間違った表記に変えてしまったわけ。 正しい表記をしても日本ではほとんど評価してもらえないし、スキャンダルで叩かれていたときは、逆らわない方が賢明、という判断だったのでしょう。 というわけで、いまも日本の新聞は、バーレーン、バーレーンと書きながら、『日本人ももっと中東のことを知らなければならない』などとのたまうわけです・・・。

mide
質問者

お礼

バハレーンという呼び方は聞いたことがありますが、わざわざ間違った「バーレーン」に変えてしまっていたとは驚きました。 ご回答どうもありがとうございました。

回答No.8

人名と地名は現地読みをすることが、相手への尊重と敬意の表れだと思います。 中国名は特に多いですよね。漢字を日本語読みしてしまう。「毛沢東」は、中国語ではマオ ツェー タンと読むようです。 それからイースター島もラパ・ヌイ、エベレストもチョモランマとするのが礼儀だと思います。 最後に、日本もジャパン、ヤーパン、ハポンではなく、「にほん」と呼んでくださいと外国に言うべきなんです。

mide
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 近頃見たところでは、中学校の教科書でも中国の人名・地名に中国語読みのフリガナがつくようになってきているようですね。 エベレストは「サガルマータ」より「チョモランマ」の方がいいのでしょうか。

noname#125540
noname#125540
回答No.6

個人的には、日本語の中で使う分には原音を離れていても仕方ないと思います。 現地に実際に行くときには気をつけないと通じなくなりますが。 パエリアもセビリアも、別に原音にも綴りにも近くないけど(liaもriaも無い)、日本人にはこのほうが発音しやすいんでしょう。。。。 パエージャPaella、セビージャSevillaよりも。 (しかも正確な音はカタカナで表せないし) でも、表記上の区切りは付けたほうがいいんでないか? というのは思います。 プエルト・リコとか、コスタ・リカとか、このへんは綴りを見ればすぐ判ることですから。Puerto Ricoとか。 (それ言ったら、クアラ・ルンプールになるのか?) しかし日本語で原音に近く表記するのが良いとしても、 たとえば、原音に近い発音で言うと英語では通じない、とか、その逆とかいう場合がありますので、 どうやってもどこかで使い分けは必要だろうなと思います。

mide
質問者

お礼

表記上の区切りというのは考えていませんでした。ありがとうございます。 「プエルト・リコ」、「コスタ・リカ」などの表記も見たことがありますが、地名に限らず外来語で全般的に「・」の区切りを使わなくなっている傾向があるような気がします。 たしかに英語で使う場合が多いことを考えると、英語発音を覚えるのが実用的ということはあるかもしれませんね。

noname#188015
noname#188015
回答No.5

大使館の表示もそうなので、本国が「日本ではこう呼ばせよう」と決めているのかも知れませんが ベネズエラ Venezuela が個人的にはちょっと落ち着かない感じです。 ヴェネズエラなら英語読みかなあ、と思えるけれど、スペイン語の発音に従ってveを「ベ」と読むのなら、zueも「スエ」にして「ベネスエラ」にして欲しかった。 なにか経緯があって、こういう読み方になっているのでしょうか?

mide
質問者

お礼

現地発音だと「ベネスエラ」なんですか!そう変えてもよさそうに思えますね。 ご回答ありがとうございました。

noname#118466
noname#118466
回答No.4

No2です。 Brasil こちらはブラジルで問題ありませんが、現地ではブラジウと発音しています。但しポルトガル本国ではブラジルなのでどちらでも通用しています。英語では発音上Brazilと綴りを変えています。参考までにスペイン語ではBrasilと書いてブラシルと発音します。 外国語(外来語)の固有名詞の扱い方は難しいですね。どの国でも次のような問題に遭遇します。 1.つづりも発音も現地式。 しかし、アクセントの問題が残ります。アクセントが違えば現地人は一回では聞き取れないでしょう。 2.発音は現地式、綴りは自国流 3.綴りは現地式、 発音は自国流 4.綴りに自国の字(漢字、カナ、アラビア文字など)を当てる。 例えば日本のことをジャパン(Japan 英語)ハポン(Japon スペイン語)ヤパニオ(Japanio エスペラント語)などと呼び、綴りは何とか維持してもJの発音は各国各様です。日本でも無理をせず出来るところから改善していけばよいと思います。国名の勝手な省略という問題もあります。

mide
質問者

お礼

たびたびありがとうございます。 現地発音で「ブラジウ」、ポルトガル本国で「ブラジル」ですか、興味深いですね。日本語だと語尾のLは難しいので「ブラジウ」の方がむしろいいかもしれませんね。 固有名詞の扱いはたしかに難しいと思います。歴史的経緯もありますし。それでも、現地音に近く変えていいものもあるのではないかと思います。