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治具の設計ポイントと一般公差について
- 図のような治具を設計する際のポイントや考え方について教えてください。
- ピンと穴がしっくりと合い、スムーズに抜き挿しできる治具を設計するための条件とは何でしょうか?
- 治具の各部に適用すべき一般公差について教えてください。
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ワークの公差に従うこと ジグ事態がゲージになります これに入らないものはNGになる そこはどんなに難しくなろうが品質がOUTになるので守ること
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- CINDER
- ベストアンサー率30% (4/13)
H7/h7公差は作業者が大変じゃないかと。 設計職とのことですが、一度ベアリング挿入体験をして苦労を知った方が良いです。
- kon555
- ベストアンサー率51% (1848/3569)
これ、以下のような構造だと理解しましたがあってますか? 1.ワークから円筒状の凸が出ていて、ワーク自体の位置決めはそれで行う。 2.ワークは回転する。 この条件(特に2)でないと成立しないと思いますので、その前提で語ります。 まず重要なのは「しっくり」がどの程度を指しているのか、です。 個人的感覚だと「しっくり+抜き差しスムーズ」ならH7-g6くらいの関係性なのですが、そうするとφ10±0.05の孔では根本的に成立しなくなります。 9.93のピンに対してφ10.05の孔だった場合、径で0.1以上の差になります。これはとてもしっくりとは言えない関係性になるでしょう。 つまり「しっくり」の許容範囲によっては、この構造は不成立になる、という事です。この部分は詰めておく必要があります。 次にボスのはめあいがH7/h7と記載されていますが、ここまでワークをガッツリ固定してしまうとワークセット自体の位置決めが必要になってきます。多少は遊びを設けて、ピンの挿入圧に大して自然と倣うようなクリアランスをオススメします。そもそもH7/h7だとワークセットも抜去も大変ですよ? 次に直角度と平行度については、「どこまで(なぜ)ピンを挿入したいのか?」によって変わります。何か別途作業を目的とした、ワーク自体の固定治具のように見えますが、そうであればピンは完全挿入される必要はないです。 テーパーピンにして『入るところまで入れる』様な形式にすれば、とてもシンプルな形で済みます。ついでに穴径のバラツキにも対応できます。 「公差は出来る限り一般公差で検討のこと」というのは、公差を厳しくすればそれだけコストがかかる、という事実からくる教訓ですが、いたずらに公差を緩めれば機構として成立しなくなります。 貴方が挙げた図の例では、多分Bデータムとピンとの最終的な直角度さえ満たされていればいいです。 そこから逆算すれば、多分全体的には一般公差にしておいて、7.5*15*25のブロックを調整可能構造にするのがいいでしょう。調整幅がとれそうにないなら、0.05程度の公差指示でもいいですが。 そもそも構造レベルで『一般公差で成立する構造にする』というのが何よりも重要です。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1535/2586)
90±0.5°という条件を考慮すると、しっくりガイドして挿入するような設計は無理なように思いますが・・・・・
補足
すみません。 この90°調べたら製品精度はそれなりに出ています。