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itとthatの使い分け
参考書にthatはは前に出た名詞の繰り返しを避ける為につかわれるとあるのですが、そうするとitとなにが違うのでしょうか?使い分けがよくわかりません。 例:The population of Japan is than that of Italy. that=the population I bought a pen, but I lost it yesterday. it=the pen
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- koncha108
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すでに優れた回答が出ていますが、補足的に回答します。 itはすでに触れられている物、事を正確に指します。逆に言うとその物、事に対して初めて説明、特定する様な場合には使えません。thatはitよりも幅広く、その前に語られた文脈に即して前の文や文節、物、事で類推できる物を表す事ができます。 The population of Japan is (moreなどの比較級) than that of Italy. の場合、前のthe population は、日本の人口に関して言っていますが間に(比較級)than の前後で同じ物を比較していると類推できます。そこでthatはthe populationを置き換えているのだとわかるのですが、それが日本の人口のことではなく、比較対象になっているイタリアの人口のことだとわかります。ところがitを使うと、of Italyと初めてイタリアの何かである事を説明することになるので、使う事ができません。 元の文を、 The population that Japan owns is more than the population that Italy owns. としてみます。関係代名詞thatはここでは省略でき、混乱するので省略して、 The population Japan owns is more than the population Italy owns. とした時に、前後のthe populationが同じ物を言っていないのはわかると思います。だからitは使えないのですが、文脈上国の人口の事を言っていることはわかるので、後の方は前の文と同等なものとしてthatに置き換える事ができます。 ついでに、感覚的に理解するために例文をあげます。 The population of Japan is gradually decreasing. と言う文が最初にあるとします。 That is a big concern in Japanese society. このthatは最初の文全体を受けて、「徐々に日本の人口が減少している事」を表します。 It will be less than 100 million before 2050. itは(日本の)人口の事そのものを指します。逆にここでthatを使うと、前の文脈の中でどれの事を言っているのかわからなくなります。 I bought a pen, but I lost it yesterday. このitは正確に、買ったペンそのものを指すのでitが使われます。 I bought a pen. That was a good deal. It was on sale. 最初のthatは「ペンを購入した事」がお得だった事を表し、次のitは「ペン」そのものが特価だった事を示します。
- SPS700
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まず「あまり言わない文」に*印をつけ、「全然言わない文」に**をつけます。 (い)The population of Japan is (形容詞の比較級)than that of Italy. (ろ)**The population of Japan is (形容詞の比較級)than it of Italy. (は)I bought a pen, but I lost it yesterday. (に)*I bought a pen, but I lost that yesterday. that は後に前置詞がつけられるが it に前置詞は続かない。
- princelilac
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that は前に出た「単語」の代名詞として使われます。 例文の場合、population という単語を指しています。 it は前に出た「もの」の代名詞として使われます。 population であれば「日本の」人口、「イタリアの」人口とそれぞれの場所に別々の人口があります、しかし it は「私が買った」「私が失くした」ペンそのものを指しています。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10007/12518)
以下のとおりお答えします。 >参考書にthatはは前に出た名詞の繰り返しを避ける為につかわれるとあるのですが、そうするとitとなにが違うのでしょうか?使い分けがよくわかりません。 ⇒thatは、指示代名詞なので、前に出た単数名詞を「指示」する。itは、人称代名詞で前に出た名詞(句・節)の「実体部分」を丸ごと受けて、既出語のマーク(定冠詞)をつける。 >The population of Japan is (larger) than that of Italy.(1語補充) ⇒もし仮に、このthatの代わりにitを入れると、それは前に出た名詞句の実体部分を丸ごと受けるので、“the population of Japan of Italy”を表してしまう。 >I bought a pen, but I lost it yesterday. ⇒もし仮に、このitの代わりにthatを入れると、それは「前に出た単数名詞をそのまま指示する」ので、(the penでなく)、“a pen”をそのまま指してしまう。