- ベストアンサー
【化学】ポリエチレンを架橋ポリエチレンにする際に水
【化学】ポリエチレンを架橋ポリエチレンにする際に水分が入って劣化が早くなると習ったのですが、ポリエチレンを架橋ポリエチレンにする際は放射線を当てて作ると聞いて放射線を当てることで水分が残ったまま架橋化するのか教えて下さい。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
高卒元電工の爺さんです、昭和の昔CVケーブルの説明会時説明されたような 記憶がありますので、思い出しながら記載してみます、参考になれば・・・!! 結論 ・水分ゼロのガス(CO2)を触媒としてポリエチレン相互で架橋させるため 水分の含有は絶対しないとのことでした。 経緯 1.当時、CV電力ケーブルのトリー発生による事故が多数発生していた。 2.事故探査・検証の結果、CV内に水分混入し、トリー発生が確認された。 3.本CVケーブの架橋ポリエチレンは、水蒸気を触媒として架橋反応させ 付加重合を実施し、この時水分が残留することが判明した。 4.このため触媒を水蒸気からCO2に変更した。(ガス架橋) 5.したがって、残留水分はゼロとの説明でした!! *:放射線架橋の説明はありませんでした!! ・・・・・以上のようですが、参考としていただければ幸いです。
お礼
ありがとう御座います