- 締切済み
建築設備士試験問題について
表題の平成29年問題の建築設備に関する出題No.8について疑問があります。 問題は、ボイラ室への給気量を求める問題です。 条件は、 イ。ボイラ本体からの放熱量=8kW ロ。煙道からの放熱量=1kW ハ。ボイラ室内の許容温度=40℃ 二。外気温度=31℃ ホ。ボイラの消費燃料の発熱量=300kW ヘ。消費燃料の発熱量1kWあたりの燃焼に必要な空気量=1.2m3/h 空気の比熱=1.0kJ/kgK 空気の密度=1.2kg/m3 その他の熱損失はない ----- 模範解答を見ると、室内熱負荷をイとロの合計=9kW とし、 空気密度(1.2)✕空気比熱(1.0)✕室内外温度差(9)✕給気量(m3/s)=9kW として、0.83m3/s=3000m3/hを導いている、と、ここまではいいのですが、 これに、ボイラ燃焼に必要な空気量を加えたものを必要空気量としてあります。 ボイラ燃焼に必要な空気量=360m3/h<3000m3/h なので、3000m3/hでまかなえるように思います。 なぜ、ボイラ燃焼用空気量を別に足さなければならないのでしょうか? どなたかアドバイスを頂きたくお願いいたします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
計算によると3000m³を外気と交換すれば9kw分の熱を外に捨てることができるとわかったわけです。つまり3000m³給気して3000m³排気すればいいわけです。ですが360m³が燃焼に必要となるため3000m³しかなければ排気できる空気は2640m³になってしまいます。3000m³を排気するためにはもう360m³の空気を給気する必要があるわけです。 大事なのは熱を外に捨てるために排気する空気です。排気するために給気する必要があると考えてみてはどうでしょう。わかりにくいですか?
3000m³/hが9kwの放熱に必要な量なのだから、燃焼の分の空気がさらにいることになりますよね。
お礼
知りたいのは、燃焼用空気が部屋の冷却に貢献していないと考える理由なのです。 燃焼用空気が部屋をの空気と混じらずに直接ボイラーに入るとは書かれていないのに冷却効果を無視するのはどうしてなのでしょう?
補足
燃焼分の空気の温度が上がってボイラに吸い込まれるのではないでしょうか? 燃焼用の空気も冷却に貢献していると考えられないのでしょうか?
お礼
補足がに入力ミスがあったので、再び疑問を書きます。 問題分がボイラ室への給気量を求めるものです。 360がボイラ燃焼用空気で、3000がボイラ室冷却用の空気とすると、給気量3360に対し、waffentragerさんのお考えでは、排気量3000しかないということになりバランスが合いません。 実際には、360がボイラを通って排気されるので合計3360となり給気用とバランスします。 疑問の意味をおわかりいただけないのでしょうか?
補足
私の補足に書いたのですが、waffentragerさんのお考えは、燃焼用の空気が部屋を通らずに直接ボイラに供給されるというのならそれで良いと思います。 しかし、部屋を通ってボイラに供給されるのであれば、ボイラ用の空気も外気ですから、部屋の冷却に効果があるはずです。 つまりボイラに供給されるときには暑い空気と混じって部屋の温度になっているはずです。 どうして私の疑問がおわかりいただけないのでしょうか? ボイラに供給する空気はを通らないんだというのであれば、問題文の『ボイラ室への空気量』にボイラ用の空気を含める必要はありません。 ボイラへの空気が部屋を冷却しないと考える根拠は何ですか?