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職人さんの凄さ?
- 職人さんの凄さは何か、父の尊敬について知りたい
- 父の紹介として、彼が生きた人生や人との関わりについて紹介
- 父が職人さんを尊敬していた理由について探りたい
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質問者が選んだベストアンサー
あくまでも想像です ことわざに「井の中の蛙、大海を知らず」があります お父様はきっと、もっと世間を知り、知識(造詣)を広め深めることを求めていらっしゃったと感じます しかし、本当のことわざは 「井の中の蛙、大海を知らず、されど空の青さを知る」です 意味としては、ひとつのことに邁進し、ある領域(悟り)に達すれば、広い知識を知らなくとも、おおよそのことを理解しうる見識が身につくということです もちろん、名声や多くの資産を得ることは難しいとは思いますが、そのような広い心・悟りの領域をとても尊いことだと感じていたのかも知れません
その他の回答 (2)
お父様が多才だったからでしょう。 言い方悪いけど多分器用貧乏的な自分とそれだけを深めた職人さんを比較して憧れていたのでは? これらは似てるように見えて両極にあるものです。 簡単に言えば「無い物ねだり」でしょうね。
補足
そうですね。何か無い物ねだりな思いが幾らかあったのかもしれません。 回答頂きどうも有難うございました。
- nekosuke16
- ベストアンサー率24% (903/3668)
家庭内では無口なお父さんだったようですね。 論語に「剛毅木訥近仁」という言葉がありますが、職人というと、無駄口を叩かず、決して飾ることなく、一心に自分の為すべき仕事をこなしていく、という印章がありますが、お父さんにとっては、そうした職人さんの有り様が一つの理想だったのかもしれませんね。 知識欲と探究心の塊で、クラシックや歴史、文学に造詣が深いというと、まるで学者さんのような印象ですが、そうした知の世界ではなく、衣食住という現実世界の住人である職人。 職人気質(かたぎ)と言いますが、それは単なる無口ではなく、例えば寿司職人や大工の棟梁など、職人も様々ですが、そこに共通するのがデジタル的な数値の世界ではなく、人間の持つ発想や勘、経験に裏打ちされたコンピュータのデータに依存したものを超えるほどの繊細かつ正確無比な仕事振りと、その仕事に対して何処まで自分が納得できるかということを最重要視し、採算や儲けを度外視した尺度と器量を持つ。 男としては、そうした人間のあり方に賛同する部分は多いと思いますよ。 ただ、無口を理想とする男であったとして、その理想と家族像とは、必ずしも一致するとは限らない。 結果として会話のない家庭だったようですが、それでも貴女の文面からはお父さんに対する尊敬の念が窺われます。 お父さんは、数字やデータではない経験と勘という素朴な人間力だけを以ってして最新の科学技術をも凌駕するほどの技量を具現し、その事を人に対して吹聴することなく、いつも自然体で仕事をこなし続ける職人さんの姿に感銘を受けていたのかもしれないですね。
補足
御丁寧な回答を頂きまして有難うございましたm(_ _)m 少しだけですが、回答者様の文章を拝見していると、父の空気と言うか世界を感じました。 私の拙い文章から、父の事を私以上に分かって下さっているようで、頭の良い方って凄いなぁと思いました。 おっしゃるように父は、パソコン?の世界と言うかデジタルになってくる世の中をいやがっていました。 回答者様の文章を拝見しそんな理由があったのか、と私なりにですが納得しました。 回答者様の文章もわたしにとってとても興味深く大切なものですので、コピーして保管させて頂きます。 職人さんの仕事というか、精神を美しく思いました。 素敵な世界です。 本当に有難うございました。
補足
どこにお返事して良いのか分かりませんでしたので、こちらでさせていただきます。 回答者様の文章を拝見し心がグッとなりました。感動しました。 そうだったのかな?と思いました。 回答者さまのおっしゃってくださったこと、実際に父はどうだったのか分かりかねますが私は納得出来ました。 それが職人さんの素晴らしさなのですね。 何度も読み返しをさせていただきます。 「井の中の蛙、大海を知らず」と言う諺は悪い意味で使われますよね。私はそれを耳にする度少しイヤな気持ちになっていました。 でも「空の青さを知る」と教えて頂きその心の美しさに感動しました。 1つの事を深くするという事は、実は私は正直バカにしてあた部分がありました。1つの場所で1つの事しかせず生涯を終えるだなんて、楽チンだし経験不足で乏しい人生にも思えてました。 しかし、その様な人を見ると立派なお顔をされてる方がいらっしゃる。何故かな?とも思っていました。 本当に有難うございました。 私の質問を見つけて下さり回答も下さり本当に有難うございました。