- ベストアンサー
米空母の標準搭載機
危険が想定されていなかった大使館が急遽反乱軍?革命軍に襲われて、15人の海兵隊員が民間人とおもに立て篭もる、アメリカは至急海兵のヘリ部隊を派遣するが6時間かかる、そんな感じの映画を見ているのですが、アメリカの空母は標準搭載で常に攻撃用ヘリを積んでいるのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>アメリカの空母は標準搭載で常に攻撃用ヘリを積んでいるのでしょうか? 海兵隊の領分である強襲揚陸艦(アメリカ以外だったら完全に空母扱い)には、AH-1系の攻撃ヘリが配備されています。 またアメリカ海軍の空母航空団には、常設で下記の部隊が配備されています。 海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM) 海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC) この部隊が使用するMH-60系(空軍ではHH-60)のヘリコプターは、戦闘機が撃墜されてパイロットが敵勢力圏内に孤立した際に、力ずくでも味方パイロットを救い出してくる事を主目的に開発されています。 (なので本職の機体に負けますが、対空・対地・対艦・対潜・対機雷戦が可能な空中給油装備がある戦闘捜索救難ヘリコプターとなっています。) なお、SEALs等の特殊部隊の潜入・撤退を海軍が支援する場合に動くのも上記の部隊(所謂コンバット・レスキュー部隊)だったりします。 >大使館が急遽反乱軍?革命軍に襲われて、15人の海兵隊員が民間人とおもに立て篭もる 在外アメリカ外交施設(大使館等)の警備と有事の際に救援が来るまでの間、民間人を保護しつつ大使館等を防衛をするのは、海兵隊の主任務の一つです。 (アメリカ陸軍や空軍が海外へ出張るのは軍事条約上の要請か戦時くらい…。) 大使館へ救援に向かった部隊がSEALsだったというケースは実際に存在しますが、海兵隊員が民間人と立て籠もるというストーリ事態には、特に違和感は無いと思いますが…。
その他の回答 (1)
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34516)
積んでいません。 そもそも、空母を所有する海軍と地上部隊を有する海兵隊は別の組織です。アメリカ軍においては海兵隊は空軍、陸軍、海軍のような独立した一軍となっています。海軍の中の一部、ではないのです(元々は軍艦の治安保安員兼戦闘員ですけれども)。ちなみにアメリカにおいては沿岸警備隊も四軍と同じ扱いの独立した組織です。 アメリカ海兵隊は、空母のような甲板を持った強襲揚陸艦というのを自前で所有しています。その強襲揚陸艦に攻撃ヘリコプターは積んでいます。 オサマ・ビンラディンを殺害したときに、ビンラディンと特殊部隊員を乗せたヘリコプターがアメリカ軍の空母に着艦しましたが、ビンラディン殺害を実行した特殊部隊は海軍の特殊部隊であるSEALsでした。 だからまあそこらへんはご都合主義というか、まあそんなもんですが、しかしてアメリカ軍は結構柔軟なところはあるので、そういうことが絶対にないかというとそうでもないと思うので、演出のうちではアリっちゃアリかもしれませんね。 最近でこそいろいろ細かいところも気を使うようになりましたけど、昔のアメリカ戦争映画はアメリカ軍戦車をそのまま登場させて「(ドイツ軍の)タイガー戦車だ!」とかやってたので、細かいことは気にしない人たちなんですよ。同じ時代のソ連の戦争映画はちゃんとタイガー戦車っぽい見た目に改造していたんですけどね。
お礼
>ビンラディンを殺害したとき~海軍の特殊部隊であるSEALsでした。 ああなんか勝手に海兵隊と思い込んでました。 となると任務でそういう事態はあっても平時はなさそうですね。 現代だとスペインに作った緊急対応部隊が動くんでしょうけど。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど空母航空隊の航空メディックとその援護部隊みたいなものが常設されてるのですね。 どうも映画が間違ってるのではなくこの部隊を海兵隊と訳した邦訳の間違いに思えてきました。