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手榴弾
映画『日本のいちばん長い日』を観ていたら、将校の一人が、 「て榴弾」と言っていました。 辞書には「しゅ榴弾」としかなく、私も以前人に笑われたことがあります。 しかしなぜ私はこれを「て榴弾」と覚えていたのだろうと思い、考えてみたら、 従軍経験のある私の祖父がそう言っていたからではないか、と思い至りました。 確かに祖父は、使い方などまで家族に語って聞かせるときに、「て榴弾」と言っていたと思います。 むかしは「て榴弾」と呼んでいたのではないでしょうか? 古い世代の方、よろしくお願いします。
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>むかしは「て榴弾」と呼んでいたのではないでしょうか? 昔か否かは別にして・・・。 旧日本陸軍では、手榴弾を「てりゅうだん」と呼んでいました。 亡くなった祖父(陸軍)も、「てりゅうだん」と呼んでいましたね。 「しゅりゅうだん」だと、戦地では聴き難いからだと言っていた様に思います。 そういえば・・・。 私立大学の事を「しりつだいがく」と呼ばないで「わたくししりつ」と呼ぶ事がありますよね。 市立大学と間違う事を避ける為。 市立大学では「しりつだいがく」と呼ばないで「いちりつだいがく」と呼ぶ事がありますよね。 もしかすると、「しゅりゅうだん」と似た呼び方の武器があったのかも知れません。
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- eroero4649
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着地すると爆発する弾丸を「榴弾」といいます。軍隊的に手榴弾は「手で投げる榴弾」ですから「て榴弾」となります。 一方、国語的には「榴弾」の榴と弾は音読みとなりますので、その字に当てはめた字は同じように音読みにするのが日本語のルールです。「訓読み・音読み・音読み」は不自然じゃないですか。 だから国語辞書的には「しゅ榴弾」となります。
お礼
まあ、湯桶読みとか、重箱読みとか、いろいろあります。 「榴弾」をまとめて一つの語句と見れば、「て(訓読み)」+「榴弾(音読み)」は、 湯桶読みとなり、あり得なくもないですね。
- g27anato
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辞書に出てるのは「漢字の読み方」です。 漢字の読み方は「しゅりゅうだん」です。 辞書は「正しい読み方」を載せてます。 軍隊で使うのは「武器の呼称」です。 日本の軍隊での「武器の呼び方」は昔から「てりゅうだん」です。 軍隊では「呼びやすい名前」を使います。 …戦場では、読み方にこだわって舌を噛んでる暇はないので。
お礼
なるほど。 思えば、「手」の音読みが「しゅ」で訓読みが「て」ですね。 耳で聞いて分かりやすい和語である訓読み「て」は分かりやすい。 それで現場では昔から今に至るまで一貫して「て榴弾」なのでしょう。 一つ謎が解けて、スッキリしました! (私が不用意な間違いを犯していたわけでは、なかった(^O^))
- KoalaGold
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自衛隊で定年まで勤め上げた父は「て榴弾」と呼んでいました。
お礼
わかりました。 そう聞かされていたのは、私だけではなかった・・・。 ありがとうございました。
- tiltilmitil
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旧日本軍だけでなく自衛隊でも「てりゅうだん」呼称のようです。
お礼
おお~、今も現場は「て榴弾」ですか!
お礼
> 亡くなった祖父(陸軍)も、「てりゅうだん」と呼んでいましたね。 やはり、そうだったんですね。 「しゅ」という摩擦音は、聞き逃しやすいかもですね。 ありがとうございました。