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地球温暖化と南極の氷に関する質問
地球温暖化がこのまま進むと最悪の場合平均気温が(産業革命以前より)5度前後上がり、海面も100~200cm上がると(世間一般では)言われています。 けれども地球温暖化で南極の氷は減るどころか逆に(降水量(降雪量)が増えることで)増えるという研究者もいるようですが、どうしてなのでしょうか? (話はそれるが、彼らの中には原油は技術的・採算的に採ることができる分だけであと10兆バーレル前後あるという者もいるらしい) (ただし、地球温暖化が進むのを防ぐ努力は続ける必要がありますが)
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> けれども地球温暖化で南極の氷は減るどころか逆に(降水量(降雪量)が増えることで)増えるという研究者もいるようですが、どうしてなのでしょうか? NASAの衛星による観測結果だそうです。ただ衛星による観測精度と測定を難しくする複雑な地形から、南極の氷が増えていると言う結論そのものに異論を唱える学者もいます。 南極の氷が増えているとして、なぜそうなるのかはわかりません。ただ、地球は海水温や海流、大気の流れなどお互いに関連して複雑な動き続けているので、全体的に温暖化が進んだとしても局所的には寒冷化したり降雪量が増えたりしても不思議ではありません。海水温が上昇すれば海から大量の水蒸気が発生し、その水蒸気が気流の流れで南極大陸に向かえば上空うの冷えた空気で雪となって大陸に降り注ぎ大陸を寒冷化させると言うことが起こっても不思議では無いです。 グリーンランドでは陸上の氷山や氷河が溶けて海中に大量の氷が落ち込んでいることは観測されていますが、その海中に落ちた巨大氷山が大西洋を循環し南からグリーンランドに暖かい海水を運んで来る海流を遮断し、ミニ氷河期の様な現象を起こしていると言う記事も見ました。 現在は世界中の科学者が協力して、気温や海水温を至る所で測定しているので、地球が温暖化しているのは紛れもない事実だし、南太平洋のある島では海水面が上昇して住む場所がなくなり島民全員で別の島に移住すると言う事態も起こっています。局所的に見れば逆行する現象もありますが、それらの影響が地球温暖化の観測データを楽観的なものにする様なことは無いと思います。ただ、現代の科学をしても地球上で発生する気候の変動や影響は説明し切れる物ではなく、運がよければ予想していなかった現象が起こって地球温暖化が止まるかも知れません。でも国連の下で世界中の国々が選出した科学者たちで研究報告を行っているIPCCの報告はかなり悲観的な物で、地球温暖化を防ぐ努力は続ける必要があるし加速する必要もあると思います。 http://www.env.go.jp/earth/ipcc/5th/pdf/ar5_syr_spmj.pdf
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- SPROCKETER
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マスコミ報道は隠している真実が多くて信用出来ないので、振り回されない方が良いです。原油埋蔵量は技術革新で増減するもので、シェールオイルの掘削技術が成功した途端に30年後まで石油危機は来ないに変わっています。頁岩内にある石油の掘削が可能になった結果、従来までは地下に死蔵するしか無かった70~80%の石油が採掘可能になったからです。 ところが、地球温暖化を理由に石油の消費量を抑制する動きが始まっていて、2020年以降は石油の消費規制を本格化しようという動きもあります。石油があるのに使えなくなる時代が始まろうとしています。 南極の氷河も同じで、全ての氷河が溶けるのに400年ぐらいかかると予測されている事実をマスコミが報道しない状況が続いていました。南極の氷河が溶けて海水面が上昇を始めるのは100年以上も先の話です。実際には、現在の状況で数メートルの海水面上昇が起こっていなければならないのですが、氷河が溶ける速度が遅いので時間の遅延が起こっているわけです。今後も時間の遅延が続いて、地球温暖化は急速に進むと考えられています。 地球温暖化を止めようとしても、ロシアなどの寒冷地が多い国々が温暖化が進んだ方が北極海の氷が溶けて貿易が盛んになるなどの利点が多いので、前向きに対応しようとしません。今後も地球温暖化が進んで反対運動は無意味に終わる公算が大きいのが現実です。