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北極の氷は?
地球温暖化により、蒸発量が増し、雨(雪)が増えるので、南極の氷は減らないと聞きましたが、なぜ、北極の氷は融けると言われているのでしょうか?
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まず、南極の氷ですが、減らないことはありません。 南極大陸の上に氷がどっさり乗っているのですが、 これらは徐々に海に向かって流れています(年数メートル!)。 押し出され海に着き、陸の氷と切り離されたものが氷山です。 これが失う量。あと蒸発する分、融けて海に流れる分もあります。 で、得る量ですが、主に雨・雪です。 南極も沿岸では低気圧が水分を持ってきてくれ、どっさり雪が降りますが、 ちょっと内陸に入ると、日本でいうようなべたべたした雪は降りません。 さらさら、しかも非常に粒の細かい雪がほんのわずかしか降りません。 ということで、全体の水収支から言うと、決して失う量<得る量 ではないと思っています。 北極ですが、ほとんどの地域は海です。 いくら冷たい塩水とはいえ、せいぜい氷点下数度にしかなりません。 そのせいもあり、平均気温は南極よりも高くなっています。 南のほうが暖かくなると、その熱が海流に乗って北極まで来ます。 ということで、温暖化の影響を大きく受けるのは北極、ということです。 どちらにしろ、温暖化されると、南極・北極にある氷が融けて 海水面が上昇するのは間違いありません。
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- asuca
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回答No.1
南極の氷が溶けないと言う話は聞いたことがないのですが。 実際に97年の調査報告で崩壊が始まっていると報告されています。