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原油価格と日本

 仮に日本の領海内において技術的・採算的に採ることができる量だけで1000億バーレル以上(年間20億バーレル(これは日本国内における年間消費量を上回る)採っても単純計算で50年以上もつ)の原油がある油田が見つかった場合、日本も原油価格が下がるのを嫌がると思いますが、みなさんはどう思いますか? (産油国及び石油会社は原油価格が下がるのを嫌がっている(実はロシア及びアメリカも原油価格が下がるのを嫌がっている故、本当の埋蔵量(技術的・採算的に採ることができる量)を隠しているという人もいるらしい)ようなので、あえてこのような質問をしてみました

質問者が選んだベストアンサー

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  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.4

面白い想定ですが、想定されている程度の埋蔵量だと世界の市場価格に大きな影響を与える事は無いでしょう。ちょうどこのコロナ騒ぎの中でサウジアラビアが原油価格カットと増産に踏み切り、OPECの他の産油国やロシアに衝撃を与えていますが、原油価格と言うものは市場原理に従わず、各国の思惑と政略で動いているので好むと好まざるとに関わらず大きな影響を受けるでしょう。サウジの今回の動きは巷の想定では、世界の石油消費量がコロナ以前から伸び悩む中で、一気に他国を蹴落としてシェアを奪おうと言う見方があります。ただ、シェアを一時的に奪ったところで、他国から埋蔵量がなくなるわけでは無いので深読みすると、産油、精製、輸出などの産業全体に影響を与えて破綻させ無いといけません。非常にうがった見方ですが、2014年にも世界市場の落ち込みから原油価格の下落があったのですが、その時には、シェールオイルの産業を守るためにアメリカがOPECに圧力をかけて減産をさせて価格の上昇を呼び込みました。今回は真っ先に経済的に困窮している世界3位の産油国ロシアが影響を受けるのですが、世界1位のアメリカが今のところ、おとなしく、ひょっとしてアメリカ自身がロシアが苦境に立つのを喜んでいるのかも知れないと思います。こう言う動きにたしてサウジアラビアが有利なのはサウジ産の原油は質が良く精製しやすいのだそうで、しかも陸上での産出、輸送インフラも海底油田やシェールオイルよりは安くつき、そうなるとサウジの値下げに対抗しようとしたら国によっては産油しても採算的に対抗できない可能性があります。だから日本の領海の海底に原油が眠っていたとしても、その質や油田開発コスト、輸送コストも想定しないわけには行きません。アメリカもリーマンショック前後の原油価格高騰でシェールオイル開発が活性化して巨額投資もされたのですが、2014年の暴落で関連会社の倒産が相次ぎました。国際的な政治政策の中で下手に石油開発に投資しても淘汰されてしまうリスクがあります。日本全体としては、エネルギー源のリスク分散と言う意味では喜ばしいことに変わりはないです。

その他の回答 (3)

  • cse_ri3
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回答No.3

日本には、エネルギー主権が無いので採掘できません。 日本のエネルギー主権は、太平洋戦争の敗戦で米国に奪われました。 この利権に手を付けると、小物は経産省に邪魔され、大物はアメリカから制裁されます。 大物の代表は、田中角栄です。彼は石油を中国大陸に求めてアメリカの逆鱗に触れ、ロッキード事件という茶番で裁判所送りとなりました。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8467/18126)
回答No.2

> 日本も原油価格が下がるのを嫌がると思いますが、みなさんはどう思いますか? 自分の持っているものが高く売れるのと安くしか売れないのでは,高いほうがいいと思うのは誰でも同じだろう。日本も輸出できる状況にあるのなら当然そうです。 > 本当の埋蔵量(技術的・採算的に採ることができる量)を隠している 実際にはそんなことはありません。本当の埋蔵量というものがどのくらいなのかを精密には評価できないのです。埋蔵量として公表されている値は評価した時点での技術で経済的に生産可能な量ですが,それを決める基準があいまいですからかなりの程度で上下させることができます。もともとあいまいな値なのです。

  • agehage
  • ベストアンサー率22% (2752/12072)
回答No.1

日本も産油国として輸出できるので、嫌がるでしょうね 円高でも嫌がるのですから当然かと思います

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