結構エグい子供向けの童話
グリム童話「オオカミと7匹の子ヤギ」
7匹の子ヤギを家に残してお母さんヤギは森へ出かけます。その隙にオオカミが声色を使ったりお母さんヤギに変装して子ヤギを騙し、子ヤギたちを丸飲みにしてしまいました。帰ったお母さんはびっくりして子ヤギを探すと、湖での近くで腹いっぱいになったオオカミが昼寝をしていました。お母さんはハサミでオオカミのお腹を切り裂き子ヤギたちを救い出します。そのうえ仕返しにオオカミのお腹に石を詰めて縫い合わせました。目を覚ましたオオカミは湖に落ち沈んで死んでしまいましたとさ。
勧善懲悪といえばそうなんですが、子供を食われた悲しみは分かるものの、だからといって切り裂いたオオカミの腹に石を詰めてさらに縫い合わせ、溺死させるとはなんとも猟奇的で陰惨な仕打ちです。オオカミは食物連鎖の上で弱い草食動物などを食べるように生まれつきできているので、それを「悪」と決め付け、陰惨な殺し方をするのは童話としてどうか?と思います。これでは生まれついての境遇をそもそも否定されているようなものです。
せめて「森のお医者さんのヒツジ先生の庭先に放りこんでおきました」ぐらいにならなかったものかと。
童話や昔話はけっこうスゴイお話があるものですが、これは子供心にも「ちょっとひどすぎでは・・・」と思いました。
そこで、皆さんもそんな「これはちょっとあんまりでは」と思えるような子供向けのお話があれば教えてください。
ちなみにそのお話を子供に聞かせる勇気はありますか?
お礼
回答ありがとうございます。 子どもの時からの疑問が、自分の子どもに本を読んであげていたときに再燃し、どうしても知りたかったのです。 本当にありがとうございました。