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狼と七匹のこやぎ・・チョークで声を・・
ご存知グリム童話の「狼と7匹のこやぎ」のお話のことです。 このなかで、狼が自分の声を「女のような綺麗な声にするためにチョークを食べる」という描写があるのですが、チョークって、白墨のことですよね。挿絵も、まさしく学校で使用されていたあのチョークの絵なのですが。 一体全体、あんなもので声が変わるのでしょうか? どうしても不思議で・・・。 お分かりになる方、いらっしゃいませんか?
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オオカミがチョークを食べる(又は飲む)というのは、チョークを食べると声が良くなるというドイツの俗信があたからだそうです。
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- sinnkyuusi
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東洋医学的に考えてみましょう。 美声を司るのは『脾』という臓です。 『脾』とは消化器系統の総称だと考えてください。 そして、脾虚(脾の気が不足していると美しい声が出ないんですね)には『心(しん)』を補う、という考えがあります。 『心』の欲する味は苦味。 チョークは白墨ですから、多分苦いと思います。 ですから、苦味を補って声を美しくしたんです。 恐るべし、オオカミは東洋医学に基づいて声を変化させたのですね(ほんまかいな・笑)。 おまけの豆知識。 オペラ歌手は皆豊満な肉体をしていますよね。 これは、オペラ歌手は脾の気が充実している人が多いからです。 脾は消化器系統の事ですから、この気が充実しているオペラ歌手の皆さんはものすごくよく食べます。 ですから肥えてしまうわけです。 こんな感じでどうでしょうか? あくまでも推測なので、深く考えないでください・・・。
お礼
あはは。 そーですか、狼は東洋医学の知識があったのですか。 新説ですね~。面白い!。 大変興味深く読ませて頂きました。 ありがとうございます。
- ayupi
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私が聞いたことのある話では食べても害ではないとの ことでした。 食べると、声が綺麗になるかどうかは、? 炭酸カルシウムは医薬品でもありますが 声に関しては効能にも書いてはないそうです
お礼
声に関しての効能は書いてない・・・まあ、そうですよね。普通、食べるなんて思いませんものね。 よく食べようと思いましたね、あの狼さんってば。 どんな味なのやら? ありがとうございました。
- shota_TK
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化学関係の仕事をしてますが、謎ですね。 チョークの主成分は、貝殻やタマゴのカラと同じ炭酸カルシウムですが、これで声が高くなるとは考えにくいです。 チョークの粉が指に付くとすべすべになる感じがするので、作者がこんな風に考えたのでは・・・チョークを食べるとのどのすべりがよくなり、声の通りがスムーズになって、綺麗な声になる。 自信ありませんが、科学的な根拠はないような気がします。実際にチョークを食べると、少量なら消化されますが、たくさん食べると消化不良がおきると思います。また、炭酸カルシウムの毒性から計算すると、チョークを800グラムほど一気に食べると、死亡する可能性があります。まあ、普通は食べませんよね。
お礼
そうなんですよ、謎なんです。 すべりがよいというところからの発想ではないか、というのは結構納得できますね。 チョーク800グラムで死んじゃうんですか、800グラムって、何本ぐらいなんでしょうね。死ぬ前に不味くて挫折しそうですが(笑) ありがとうございました。
お礼
ドイツにそんな俗信があるのですか。 この童話のネタは、間違いなくきっとそこからなのでしょうね。 でも、ドイツ人は何故そんな俗信を・・・? 根拠が解らないのが俗信の不思議さでしょうか。 今度、その線からも調べて見ます。 ありがとうございました。