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言葉の用途を教えて
大切と大事の使い分けの区別ができません。 気持ちは大切、物は大事? それとも、想いの強弱? 敬語、謙譲語、丁寧語?判りません? 教えてください。
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現代用語としては同じ意味なので、重複して用いる場合に切り替えてリズムを変えたりします。 たとえば「これはすごく大事なものなので、大切にしまっておくように」という文章は「これはすごく大切なのもなので、大切にしまっておくように」といってもいいのですが、言葉が重なって変ですよね。こういう時に使い分けます。字形や音の美しさで好みによって使い分けましょう。 語源的には 大切は「差し迫っていること」 大事は「重大なこと」 という意味があります。
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- payment
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他の皆さんと異なる意見ですが、「大切」と「大事」は、ほぼ同じ意味で用います。「大事にしてね」「大切にしてね」のレベルも同じです。「大事なもの」「大切なもの」も同様です。 もし、あるとするならば、#2さんのおっしゃる「音の美しさ」でしょう。「たいせつ」の「せ」と「つ」は話す時「空気がもれる」音になりますが、「だいじ」の場合は、濁音が2つ入り、「べったり」とした感じを受けます。特に女性の場合、「たいせつ」と発音する方が、ロマンティックな印象を与えられるでしょう。 しかし、使い分けはないと思っていいのです。気にしないで使ってください。 それより、「重要」との区別の方が大切/大事です。 「重要」との相違は、「(何かのために)重要」と文中に具体的な目的がつき、客観的にみて必要性が高いことが普通です。「大切な人」「大事な人」は目的などいらず、主観的、心情的に必要であればいいのです。ご参考までに。
1さん2さんの回答を読んでうなずかされてしまいました。 自分の場合は、二つの語の音感で無意識に使い分けているように思います。 「大切」は、そっと触れるもの、丁寧にしまっておくものなどについて使ったりします。「大切な思い出の品」「大切な楽器」など、デリケートな取り扱いをしている感覚。Taisetsuという、にごらない清音の語感が、そういうものに自分の場合しっくりくるんです。 「大事」は、しまっておくばかりではなく、しょっちゅう表で活用していて、いろんなものと接触したり、磨り減ったりしながらも重要だと思っているようなもの、たとえばバイクの部品のようなものを、「大事なパーツ」とは言うけど、「大切なパーツ」とは自分の場合あまり言わないです(言ってもぜんぜん変じゃないんですけど)。DAIDIという濁音の入った強い接触感が、この場合はぴったりくるんですね。たぶんに感覚的なので、人によってかなり違うとは思いますが、自分の中ではそのような音感があるように思います。 DAIDIという音感は、現実に対してぐいぐい接触していく強い実感があるんですけど、TAISETSUのほうは心の中にひそかに秘めておくような音感があるような気がするんですね。全部の言葉に対してそのように使い分けているわけではありませんし、会話の中ではわりと自由に変化しますが、ある程度こだわって結び付けている範囲はあると思います。あと、2さんが書かれていることは、いわれてみてなるほどという感じで、おっしゃるとおりだと思います。繰り返しにならないように組み合わせて使っていますね。
- apollon
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「大切」は、もっとも必要であり、重んじられるさま。重要であるさま。とありました。 すなわち「大事」よりレベルが高いと思います。 「大事」にも気持ちは含まれるので、同じ用途でも 使えるでしょう。ex.お大事に もともと「大事」は重大な事柄。容易でない事件など の意味から転じているので、語源は異なると思います。