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「おられる」
「おられる」って正しい敬語? だって「おる」は謙譲語、「いらっしゃる」で尊敬語 「~られる」で敬語になることはたしかだけど 「おる」+「~られる」で「おられる」を敬語にしちゃうってのは おかしくないですか?
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そのとおりです。 が、「尊敬語」とはみんなが尊敬の気持ちを表すのに使うから「尊敬語」なのであって、その逆ではないと思います。 一般的に使われるようになったのなら、「尊敬語」として認めても良いというのが個人的な意見ではあります。 だから相手に使われるのは全く気になりません。でも自分が使うのはまだちょっと気が引けます。 相手が違和感を持つかもしれない言葉は使わない方が良いのかもしれませんね。 ちなみに、「お」+「られる」ではなくて、 「おら」+「れる」です。
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- cotiku
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#4のcotikuです。 「いらっしゃる」を九州出身で東京住まいの方(故人)が「おらっしゃる」と言っておられました。 地方には古い形が残っていたのか、あるいは東京方言を真似ておられたのかもしれません。「・・しゃる」は九州方言にあるようです。 「居る(ゐる)」と「居り(をり)」は本来用法の区別があったようです。 存在や動作の継続を意味する場合は「をり」が明確です。 標準語でそれを広い用法の「いる」としたことに原因がありそうですね。「おる」が見下す方向の関係に使われるということを強調する意味で。 草木に水をやる。赤ちゃんにお乳をやる。がこの頃は「あげる」になっているのと似てるかも。 「おる」「やる」は悪い言葉なのでしょうか。正確な動作表現のようにもとれるのですが。廃れる言葉なのでしょうね。 わたしは関西なので「おられる」に親しみがあります。「いらっしゃる」は新語感覚の不安定で調和しにくい言葉のように感じられる場があります。口語・文語とも、相手関係や場所関係によって使い分けています。 関西では「いられる」という誤用もたまに聞かれます。「ラッシャル」という語感を避けて自然発生するようです。将来的には認められるかもしれませんね。 ちょっと補足させていただきました。
お礼
「おらっしゃる」ですか。初めて聞きました。「~しゃる」が九州方言 というのも初耳です。 >存在や動作の継続を意味する場合は「をり」が明確です。 では、「~~していて」はおかしいんでしょうかねぇ…「~~しており」 と言わなければいけないわけで。それとも、普通の会話と改まった場での 会話の違いでしょうか。 そう言えば動植物や子供などに「やる」を最近使いませんね。私も、やけに 見下した感じがある気がするので専ら「あげる」ですね。 口語・文語をTPOによって使い分けるのも当然ながら、地方などによる 認識の違いも頭にいれておかないとってことなのですね。 まぁこれから、色々な言葉が新しく認証されるのでしょう。 ありがとうございました。
A#3のshinkishuです。 tierraさんは東京の方でしたか。それなら、「おられる」という言い方に違和感を感じられても、当然だと思います。 僕の住む地方では、よほどあらたまった場か国語の授業ででもない限り、「いらっしゃる」は誰も使わず、もっぱら「おられる」か、または「おってや」が使われます。というより、そもそも「いる」という語は使われず、すべて「おる」です。僕の住む地方に限らず、敬語が頻繁に使われていて種類も多く、また「いる」より「おる」を使う西日本各地では、「いらっしゃる」は相当あらたまった言い方なのではないかと思います。 しかし、現代共通語が東京の言葉に基づいている以上は、「おられる」という言い方は、できるだけ避けた方がいいのだろうと思います。 しつこいようですが、補足説明させていただきました。
お礼
ありがとうございます。 shinkishuさんの所では、最初から「いる」を使わず「おる」なのですね。 だから、「おる」を謙譲語と意識しない限り、「おられる」がおかしいと思う方が おかしいのかも知れませんね。 しつこくなんかないですよ。補足ありがとうございました。
- cotiku
- ベストアンサー率17% (38/216)
おります・・謙譲 おる・・・・通常 おられる・・尊敬 ではないですか。 たとえば、「大臣が**していらっしゃる」は間違ってはいませんが「しておられる」「しておられます」の方が自然に感じます。
お礼
私の中では おります…謙譲 おる…謙譲 いる…通常 おられる…尊敬 となっていました。 >たとえば、「大臣が**していらっしゃる」は間違ってはいませんが >「しておられる」「しておられます」の方が自然に感じます。 そうですか。私はそれを聞くたびに、違和感を覚えていました。 私のほうが間違っているような気がしてきました…。 どうもありがとうございました。
「おる」は謙譲語ですか? それは、関西以西特有の使用法ではないでしょうか?(「やりおる」など)少なくとも共通語では、謙譲のニュアンスはほとんどなく、「いる」の代わりに使われるだけのような気がします。「彼はまだ勉強をしておらず、……」という表現に謙譲のニュアンスはありますか? 確かに、「おられる」という言い方は、「いらっしゃる」という言い方にくらべると、尊敬表現として不完全だと思います。中学の口語文法の時間などには、使ってはならないでしょう。しかしながら、「いらっしゃる」と言うと、慇懃すぎて皮肉っぽく取られるような場合には、僕は「おられる」を使います。これも、方言的なのかもしれませんけど……。
お礼
はい。私は東京在住でございます。 たしかに関西ではそういう言い方しますね。「やりおる」とか。 でも電話口などで、身内などを出してほしいといわれても居ない場合、 「○○は只今出ておりますが…」って「おる」を使いません? 謙譲語として使われていると思います。 「いらっしゃる」は慇懃ですかねぇ…もしそういうときなら私は迷わず 「いる」と言っちゃいますけど。 方言的、と言うか、個人の認識の問題なのでしょうか。 どうもありがとうございました。
- Yshinya
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「おる」は謙譲表現に使われますが,文法的には「いる」の軽い丁寧語ではないでしょうか。私はそのように認識していたのですが。
お礼
「おる」はやっぱり謙譲ですよね。 「いる」の軽い丁寧語なのですか~。重くはないですよね。 どうもありがとうございました。
お礼
私と同じ考えの方も居て嬉しいです。 >一般的に使われるようになったのなら、「尊敬語」として認めても >良いというのが個人的な意見ではあります。 そうかも知れませんね。私も時々、「全然」を否定じゃなく使うときもあるし。 それと同じなのかも知れません。 >ちなみに、「お」+「られる」ではなくて、 >「おら」+「れる」です。 ほ~。参考になりました。どうもありがとうございました。