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ACリアクトルのギャップ長について
- ACリアクトルのギャップ長を増やすと励磁電流が増加し、巻線の銅損も増えますが、他の特性に問題は発生するか?
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- ACリアクトルの内鉄型カットコアにおいて、ギャップ長を増やすと励磁電流が増加し、巻線の銅損も増えますが、他の特性に問題は発生するのでしょうか?
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回答(1)再出 >3ミリ程度以内のギャップであれば電気製品の電気的特性に問題ない 判断基準が不明確な場合に、ギャップ長だけの寸法を根拠に、「電気的特性に問題ない」ということはできません。 何度も言いますが、どのような制約条件を前提とするかによって、見かけとして現れる現象が正反対になる場合があります。きちんと現象を説明するには、定量的な検証が不可欠と思います。
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- ohkawa3
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貴殿の最初のご質問で、次のとおり回答しています。 >磁気回路の設計について説明する場合、どのような制約条件を前提とするかによって、 >見かけとして現れる現象が正反対になる場合があります。きちんと現象を説明するには、 >定性的な説明ではなく、定量的な検証が不可欠と思います。 ギャップ長を変更すれば、インダクタンスが変化するので、励磁条件(一定電流or一定 電圧)次第で、現れる現象が異なります。 一定の周波数&実効値の交流電流で励磁した場合、ギャップ長を大きくすればインダクタ ンスが低下するので、端子電圧は低下します。銅損はほぼ一定で、鉄損が低下します。 一定の周波数&実効値の交流電圧で励磁した場合、ギャップ長を大きくすればインダクタ ンスが低下するので、端子電圧は一定で流れる電流が増加します。鉄損はほぼ一定で、 銅損が電流増加に対応して増加します。 ギャップ長を変更した場合に、どのような制約条件を前提として特性変化を知りたいので しょうか? 前記は鉄心の飽和がない条件の場合の挙動ですが、鉄心の飽和がある場合は、磁気飽和を 無視できる場合と無視できない場合では、当然に挙動がが異なります。 今回のご質問では、「一定電圧/一定周波数の正弦波で励磁した場合」が前提条件のよう に推測されますが、貴殿において、このような前提条件をきちんと把握して頂かないと、 回答の字面だけが独り歩きして誤解を与えてしまう可能性を危惧します。 今一度ご質問の主旨を尋ねますが、ギャップ長を2倍にしたとき、インダクタンスは1/2に なるか? ズレがあるとしたら、1/2より大きくなるか、小さくなるかというようなことでしょうか????
補足
いつもご教授ありがとうございます。 私の説明がはっきりしなくていつもすみません。一定電圧/一定周波数の正弦波で励磁した場合です。 鉄心の飽和はない状態です。 一定の周波数&実効値の交流電圧で励磁した場合、ギャップ長を大きくすればインダクタ ンスが低下するので、端子電圧は一定で流れる電流が増加します。鉄損はほぼ一定で、 銅損が電流増加に対応して増加します。 ご説明ありがとうございます。 過去に回答して頂いた文面に3ミリ程度以内のギャップであれば電気製品の電気的特性に問題ないと教えて頂いたのですが、 逆にギャップを多くとりすぎると、特性的に何か問題が発生するのかと思いまして、質問させていただきました。
お礼
定量的な説明がいつも出来なくていつもすいません。 ご教授から少しずつ学ばせていただいています。 いつもお相手して頂いてありがとうございます。