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ACリアクトルの損失とその要約
- ACリアクトルの損失とその要約についてまとめました。
- 質問文章では、ACリアクトルの鉄損や渦電流の損失について述べられています。
- また、励磁電流や容量の要望についても触れられています。
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歩測に対する回答: (1)の回答について、巻線の抵抗成分とは、例えばW(I^2R)のIは励磁電流10A^2Rになるか? →10A通電時の全損失が50Wであり、ギャップ長0で測定した鉄損が5Wなのであれば、10A通電時の銅損は約45W。 10A^2×R=45Wと解釈してよく、巻線の等価抵抗 R=0.45Ωと見積もってよいでしょう。 (2)の回答について、W電流と励磁電流のベクトルの和という事か? →そもそも、リアクトル=無効電力発生装置として設計しているのだから、リアクトルに流れる電流はほとんどは、電力(=損失)を発生しない無効電流です。しかし、10Aの通電時に50Wの損失があるということは、完全な無効電流だけでなく、有効電流成分もあります。並列等価回路で考えた場合、240V^2÷Rp=50W から等価並列抵抗Rp=1152Ω、240V÷1152Ω=0.208A程度の有効電流も流れているということになります。 無効電流をこの結果から無効電流成分を計算すると、9.998A程度のようですね。 無効電流と有効電流をベクトル合成した値が全電流です。 sqrt(9.998A^2+0.208A^2)=10.0A
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- ohkawa3
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(1)50W-5W=45Wはギャップによる巻線部の渦電流の損失だけでしょうか? ご指摘の通り渦電流損もあると思いますが、巻線の抵抗成分に基づく損失が主体と思います。 (2)10Aはほぼ励磁電流(無効電力)と考えて良いのでしょうか? >鉄損電流0.02A 巻線部渦電流0.1875A + 9.7925A =10A 励磁電流成分と損失の元となる電流成分とは、位相が異なるのでスカラーの足し算はできません。 (3)容量2400VAR+-5%の要望 単純には、240Vを印加したときに10A丁度の電流が流れたのであれば、240V×10A=2400VAであって、仕様どんぴしゃりです。損失について別に規定があれば、その規定を満足しているか、項目ごとに判断すればいいでしょう。
補足
いつもありがとうございます。 (1)の回答につきまして、巻線の抵抗成分とは、例えばW(I^2R)のIは励磁電流10A^2Rになるのでしょうか? (2)の回答につきまして、W電流と励磁電流のベクトルの和という事でしょうか? よろしくお願いいたします。
お礼
いつもありがとうございます。大変勉強になります。