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倍数の和差積商
- 自然数nとmが互いに素で、M(n)>M(m)の時、M(n)+M(m)、M(n)-M(m)、M(n)*M(m)、M(n)/M(m)の4つは何の自然数の倍数になるのかを答えてください。
- 自然数nとmが互いに素でないで、M(n)>M(m)の時、M(n)+M(m)、M(n)-M(m)、M(n)*M(m)、M(n)/M(m)の4つは何の自然数の倍数になるのかを答えてください。
- 2450^n-1370^n+1150^n-250^nは1980で割り切れることを証明せよ。
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(1)自然数nとmが互いに素のとき M(n)+M(m)、M(n)-M(m) → 整数ではあるが、とくに何かの倍数になるとは限らない M(n)*M(m) → nの倍数かつmの倍数となる。さらにn*m の倍数ともいえる [整数a,bを用いてM(n) = n*a , M(m) = m*b と表され、このとき M(n)*M(m) = (n*m) * (a*b) となるためnの倍数かつmの倍数、さらに n*m の倍数といえる] M(n)/M(m) → 整数にならないこともある (2)自然数nとmが互いに素でないとき M(n)+M(m)、M(n)-M(m) → nとmの最大公約数の整数倍となる [ nとmの最大公約数を g とおくと、整数 a , b を用いて M(n) = g*a , M(m) = g*b と表されるので M(n)+M(m) = g*(a+b) , M(n)-M(m) = g*(a-b) と表される] M(n)*M(m) → nの倍数かつmの倍数となる。さらにn*m の倍数ともいえる ※(1)と同じ M(n)/M(m) → 整数にならないこともある (☆)が1980で割り切れることの証明については: 2450^n-1370^n = (2450-1370){2450^(n-1)+2450^(n-2)*1370^1+2450^(n-3)*1370^2・・・+2450^1*1370^(n-2)+1370^(n-1)} ( → 「x^n - y^n」の因数分解) = 1080 * (整数) = 180 * 6 * (整数) = 180 * (整数) 同様にして 1150^n-250^n = (1150 - 250) * (整数) = 900 * (整数) = 180 * 5 * (整数) = 180 * (整数) よって (☆) 全体が 180 の整数倍といえる。 … (A) 同様に 2450^n-250^n = (2450 - 250) * (整数) = 2200 * (整数) = 220 * 10 * (整数) = 220 * (整数) 1150^n-1370^n = (1150 - 1370) * (整数) = (-220) * (整数) = 220 * (-1) * (整数) = 220 * (整数) よって (☆) 全体が 220 の整数倍といえる。 … (B) 以上 (A) (B) より (☆) 全体は180の整数倍かつ220の整数倍であり、 180 = 9 * 20 220 = 11 * 20 より (☆) 全体は 9*11*20 = 1980 の整数倍といえる。 という説明になります。
お礼
なぜその倍数になるかの説明をしてくれて、ありがとうございます。