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最大公約数と最小公倍数
この問題のことが分かりません教えてください(>_<) 44、78、112のどの数も自然数Aで割ると10余り これは最大公約数で解く 自然数Bを12、18、30のどの数で割っても3余る これは最小公倍数で解く どういう理屈で最大公約数と最小公倍数を使い分けるのですか?
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こんばんは。 「使い分け」というほどのことではありません。 そういう考え方をしてしまうと、少し違う問題に出会えば転びます。 脳を清めて、一から考えるのみです。 私自身も、ぱっと「これは最大公約数だ」という発想はできません。 解いているうちに、「最大公約数」とめぐり合うわけです。 >>>44、78、112のどの数も自然数Aで割ると10余り まず、 A>10 です。(余りは割る数より小さいので。) そして、3つの数から10ずつ引きます。 すると、3つともAで割り切れるはずです。 10ずつ引くと、34、68、102 になります。 34 = 2 × 17 68 = 2^2 × 17 102 = 2 × 3 × 17 よって、割る数Aの候補としては、 2、17、2×17(=34) の3通りがありますが、A>10 なので、 17 と 34 の2つが答えです。 あるいは、「最大公約数である34の3つの約数のうち、10より大きいもの」とも言い換えられます。 >>>自然数Bを12、18、30のどの数で割っても3余る これは、Bから3を引いて C = B-3 と置けば、 C ÷ 12 = 整数その1 あまり0 C ÷ 18 = 整数その2 あまり0 C ÷ 30 = 整数その3 あまり0 となります。 (この問題では、12、18、30は、どれも余り(=3)より大きいですね。) つまり、 C = 12×整数その1 = 18×整数その2 = 30×整数その3 C = (2^2×3)×整数その1 = (2×3^2)×整数その2 = (2×3×5)×整数その3 Cが(2^2×3)でも(2×3^2)でも(2×3×5)でも割り切れるためには、 Cは、(2^2×3)と(2×3^2)と(2×3×5)の公倍数でなければいけません。 最小公倍数は、2^2×3^2×5 = 180 なので、 割る数の候補としては、180、360、540、720、900・・・ がありますので、Cの候補も C = 180、360、540、720、900・・・ です。 そして、 B = C+3 = 183、363、543、723、903・・・ = 180n + 3 (nは自然数) ご参考になりましたら幸いです。
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#3です。訂正を。 >102=2×3×5=c×A 102=2×3×17 です。すみません。 アドバイスですが、 今後そのような疑問だ出てきたときは 「2つの問題に対して、2つの方法をどのように使い分けるのかではなく、 一つの問題に対して、その1つの方法なぜ使う必要があるのか」 を考えてみると良いのではないでしょうか。
- debut
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6を自然数Aで割ると割り切れる、といえば自然数Aは2とか3 とかいった6の「約数」ですよね? 自然数Bを6で割ると割り切れる、といえば自然数Bは12とか 30とかいった6の「倍数」ですよね? ということがおおもとです。 だから、44,78,112のどの数も自然数Aで割ると10余るというのだから 余りを引いた34,68,102のどれもが自然数Aで割り切れることになり 結果、どの数も割り切れる最大公約数を考え、その約数のうち10 より大きいものを考えることになります。 もう一方の方は、自然数Bが12でも18でも30でも割り切れるような つまり公倍数を考え、それに余り3を加えることになるんです。
使い分けるのではなく、なぜ使う必要が出てくるかを考えた方が良いと思います。 >44、78、112のどの数も自然数Aで割ると10余り 式にすると(a,b,cは自然数) 44=a×A+10 78=b×A+10 112=c×A+10 なので、 34=a×A 68=b×A 102=c×A さらに、 34=2×17=a×A 68=2×2×17=b×A 102=2×3×5=c×A Aは34,68,102、全ての約数なのだから 最大公約数で解く。 自然数Bを12、18、30のどの数で割っても3余る 式にすると(d,e,fは自然数) B=d×12+3 B=e×18+3 B=f×30+3 なので B-3=d×12 B-3=e×18 B-3=f×30 B-3は12,18,30、全てに対して倍数なので 最小公倍数で解く。 (最大公約数、最小公倍数で解くということは、 最小のA、Bを求める問題なのだと判断しました。 そうでない場合、答えが複数(無数)にあることも考えられます。)
- char2nd
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(1) 44、78、112のどの数も自然数Aで割ると10余り これは、44、78、112のそれぞれの値から10を引いた数がAの倍数になっている、と云うことでしょう。つまり、Aはそれぞれの値から10を引いた数の公約数になっています。 ただし、公約数ならどれでも良い、ということにはなりません。あまりが10ということは、Aは10よりも大きくなければなりません。従って、最大公約数で考えれば間違いがない、ということになります。 (2) 自然数Bを12、18、30のどの数で割っても3余る Bから3を引いた値が、12、18、30の倍数になっている、ということです。つまり、それぞれの値の公倍数に3を加えた値がBです。 この場合、公倍数と云うだけだとほぼ無限に答えが出てしまいます。そのため最小公倍数で考えておくのが一般的です(他に条件があれば別ですが)。
- info22
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Aは割る方なので 最大公約数で解く。 (44-10)/A=33/A (78-10)/A=68/A (112-10)/A=102/A すべてAで割り切れるので Aは33,68,102の最大公約数 (B-3)は割られる方なので なので最小公倍数で解く。 (B-3)/12,(B-3)/18,(B-3)/30 (B-3)は、すべての分母で割り切れるので、 (B-3)は 12,18,30の最小公倍数 というわけ。
お礼
ご親切な回答ありがとうございます(>_<)☆ とても参考になりました(>ε<)