捨てタップ貫通

質問

捨てタップ貫通とはどのような意味になりますか？教えてください。（初歩的質問ですみません）

回答No.3

kon555

既に幾つかついている回答のように、おそらく会社ごとによって多少の差異はあるものの、どこも『最終的な製品の品質には一切影響しない、製造都合上のタップ』という意味合いで使われていると思います。

私の経験でも、最終的には穴加工で潰してしまったり、あるいはそのまま残りっぱなしだったりと処置は色々ですが、先述したような意味合いで使用していました。
現場のスラング的に使われることが殆どですが、図面に指示があるケースの場合だと「別に穴位置等は問題にならないので手早く」という製造者への指示だったり、あるいは「ここは組み立て後にもタップがむき出しになるぞ」という最終確認者への明示だったりしますね。

こうした明記がないと、他のタップと同程度の加工精度を出そうとしたり、何も取り付いていないタップ穴を見て組み立て不良かと確認したりと、無駄に時間がかかってしまうので、それを防ぐためのものです。
例えば、ヌスミやニガシ、など、特に品質上影響のない部分だと明示する指示がたまにありますが、それらと同系統のものですね。

回答No.2

HikaruSai-2018

私どもでの話になります
例えば5軸加工、5面加工を行う場合等でクランプが裏からしか取れない場合に、本来ボルト穴の所にネジを立てて裏から取り付けを行います
加工後は本来のドリル加工を行います

クランプのためだけのねじ穴なので
捨てタップ　とか　すてネジとか言います

うちのだけの話かと思っていましたが名前は有るんですね
逆にビックリです

回答No.1

koyayagi

本来の部品の使用上は不要だけれども、後工程で必要になるメスネジかと思います。
治具に固定するためとか、表面処理の時に引っ掛けるためとか。
ふつうのタップ加工でよろしいかと思います。