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国際収支についての要約
- 国際収支とは、経常収支と資本収支の差額を指します。
- 経常収支は、輸出と輸入の差額を示し、黒字の場合は対外投資や資金の海外流出、外貨準備の増加につながります。
- 資本収支は、国内と海外との資金移動を表し、赤字の場合は海外投資や外貨準備の減少を意味します。
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あなたの別の質問で書いたように 政府部門を無視して書くと GDE=C+I+Ex-Im GDI = C+S GDPの三面等価の原則より GDE=GDI よって Ex-Im = S-I が成り立つ。つまり、経常収支の黒字(=Ex-Im>0)とは貯蓄超過(=S-I>0)の状態なので、国内投資に向けられなかった貯蓄部分S-Iは海外へ貸し付けられたり、直接投資されたり、あるいは外貨準備の積み増しに向けられたりすることになる、ということです。
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- statecollege
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>それでは、その獲得したお金を、国内の投資や消費に回したときは、どのような仕訳、国際収支の表における変化が起こるのでしょうか。 国際収支表は対外取引の記録ですから、対外取引で得た資金を国内で使えば、「対外取引」ではありませんから、国際収支表とは関係ありません。その資金を海外証券の購入にあてれば、国際収支表には記録されますが、それはそれで別の、独立の、対外取引です。
お礼
そういうことですね。明確なご回答ありがとうございます。
- statecollege
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>経常収支黒字は、trade surplusというのが英語での表現かと思います。 資本収支赤字というのは、英語では何というのでしょうか。 ・経常収支黒字はcurrent account surplusとか、current balance surplusとか、簡単にcurrent surplusとか言います。赤字はdeficitなので、surplusの部分をdeficitで置き換えればいいのです。trade surplusは貿易黒字です。 資本収支赤字はcapital account deficit、capital balance deficit、あるいは簡単に capital deficitといい、黒字の場合はdeficitの部分がsurplusに置き換わります。 >そもそも例えば輸出で外貨を獲得することが、「資本収支赤字」(に向かう)ということなのですが、表現として、大変わかりにくいと思います。どうしてそのような用語を使うことになってしまったのでしょうか。 財・サービスの対外取引は経常勘定へ記録され、財・サービスの売りが買いを超えれば「黒字」で、逆の場合は「赤字」ですね。同様に、資産の対外取引は資本勘定へ計上され、資産の売りが買いを超えれば、資本収支は「黒字」、逆の場合は「赤字」です。よって、日本の、外国債券の購入額が、外国の日本債券の購入額を超えれば、資本収支は「赤字」で、逆の場合は「黒字」です。財・サービスの計上の仕方と一貫しているのでは?
お礼
ありがとうございます。「資産」(債権など)の売り、で黒字、と考えるわけですね。
お礼
なるほどです。IとSの差額は、政府がなければ、海外にいくしかないのですね。 で、その海外からの輸出商品代金の入金は、そのようにして、投資、貸付、国債購入、外貨準備などとして、海外へ流れた分からの、戻りと考えるのですね。 もう一度、整理してみます。ありがとうございます。