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自由化と民営化の違いを解説
- 自由化と民営化は考え方は同じではありません。自由化は既存の独占的な業界に競争原理を導入し、新たな参入業者を認めることです。一方、民営化は公共事業を民間の企業に移管することです。
- 具体的には、電気やガスの自由化では、従来は独占事業だった電力会社やガス会社に他の企業が参入できるようになり、競争が生まれます。一方、水道の民営化では、公共の水道事業を民間の水道会社が運営するようになります。
- 自由化は市場の競争を促進し、サービスの多様性や価格競争を生み出します。一方、民営化は効率性や経営の自由度を高め、公共サービスの改善を図ることが期待されます。両者は異なるアプローチですが、共に公共サービスをより良くするための手段です。
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自由化=民営化とは限りません。 自由化というのは国などが規制する結果、利用者が自由に業者を選べなかった状態から自由に選べる状態に変更することを意味します。 そういう状態の場合選ぶ業者は民間のことが多いので、自由化=民営化と思ってしまう場合もあるようですが、民営化するけど自由化はしない(少し前までの電力、電電公社からNTTになったころの電話など)ということもあります。 実例はありませんが、現在水道は公営で、地元自治体の水道を使うしかありませんが、これがもしどこの水道でも選べたら、公営だけど自由化ということになります。 民営化とは、公営あるいは公社(国や自治体が出資する会社ではない独立採算の組織、昔の国鉄や電電公社、今各地にある○○公社など)が運営していたものを、民間会社が運営するように変更するもので、実際に運営している組織が会社に変わる場合(NTT、JRなど)と運営する会社を募集してそこにやってもらう場合とがあります。後者の場合施設・設備の所有もその運営会社が行う(昔の関空会社など)自己保有のビルで商売するのと同じような場合と、施設・設備などは国や自治体が所有したまま運営だけを運営会社が行う(今の関空など国内いくつかの空港)賃貸ビルで商売するのと同じような場合があります。近年はこの運営のみを行う民営化が多くなっており、水道の場合も運営のみ民間会社がすることができるようになったというわけです。
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- nagata2017
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具体的に言うと 電気 ガス は 地域が固定されています。 東京には 東京ガスと東京電力だけです。 自由化で 他の地域の会社からも買うことができるようになります。 水道は 民間会社ではなく 地方自治体の一部門です。働いている人は公務員です。これを民間の会社にしてしまうことを民営化と言います。 金銭で売り渡すのです。 今までには 国鉄 電電公社 専売公社などが民営化されています。 それが JR NTT JT 民営化されるとどうしてアルファベットの名前になるんだろう。 水道は H2O なのか Water どっちかな
- dragon-man
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自由化と民営化は違います。法律で企業行為に制約を与えていたのを撤廃するのが自由化です。国営企業を民間企業にするのが民営化です。たとえば昔は塩やタバコの販売は決められた店舗だけに許されていましたが、今はスーパーでもコンビニでも誰でも販売できます。昔は国鉄(国有鉄道)だったのを民間企業のJRにしたのが民営化です。電信電話公社がNTTになったのも同じです。
考え方、としては2つあると思うんです。 民営化の目的は 経営に自由性を与え、効率的な事業運営を可能とする 利用料金を安くする。 や 競争の導入によってサービスを向上させる。 そんな目的がある、と思うんです。 電気・ガスの自由化は 規制緩和により、電気・ガス料金を下げる。 サービス向上。 や 私たちの選択肢を増やし、自由を与える。 どちらとも、サービス向上や低価格などで 私たちの暮らしを豊かにする。 もう一つの考えは 事業継続には金がかかる、そんな事業は切り離し 民間に丸投げをする、そんな民営化。 水道民営化は、ちょっと違って 半官・半民のような?感じです。 そこで どちらにも共通な、サービス向上と低価格 これを採用し 僕の回答としては 考え方は同じ、とさせてくささい。