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ワインの美味しい年度
同僚の家にご招待していただいたので、2~3000円ほどでワインをさがしています。 最近のものでは、何年度のものが美味しいワインなのでしょうか? また、このような感じを検索できるサイトを教えてください!
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- blackcarib
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わかりやすいのは、ヴィンテージチャートというものです。 http://www.wine-net.info/select/etc/vintage-chart.htm 他にもヴィンテージ表などと検索すれば出てきます。 参考にしてください。
- 参考URL:
- http://www.wine-net.info/
- jedimaster
- ベストアンサー率35% (112/312)
#2の方の回答には大筋同意します。少し補足いたします。 最近のものでは、フランスワインなら2000年とか2003年とか、素晴らしい年(作柄)であるといわれています。 ...というだけで回答を終わってしまっても良いのですが、この話、これで終わるような単純な話ではなかったりします。 まず、良い年というのは、天候に恵まれた年という意味です。生育期の日照時間が確保され、気温が上がり、降水量が少ない方が一般的に果実が凝縮し良いワインができるとされています。しかし、天候については地域を限定しないと語ることができないのはすぐおわかりだと思います。したがって少なくとも「何年の、どこの国の、どの村のワイン」ぐらい限定しないとビンテージチャートの意味は薄れます。次に、同じ地域(村)でも、収穫日直前の天候が葡萄の水分に影響を与えます。収穫期に雨が多いとどうしても水っぽい、薄いワインになりますので、生育期の天候が良くても収穫開始~終了日によって、同じ地域のワインでも良し悪しに差が出てしまいます。(シャトーによっては巨大扇風機や、はてはヘリコプターまで使って水分を飛ばすところもあります) 次に、上のようなことを考慮して「良いワイン」とは何かという話になります。 2~3000円のワインといっても、品質や目指すものは個々に違いがありますが、一般的に「良いワイン」という場合は、長期熟成に耐えるのが良いワインであるという価値観で語る人が多いのは事実です。 ボルドーで20世紀最高といわれた1961年を筆頭に、1982年、1945年、1900年などのワインは長期熟成に耐える、言い換えれば長期間熟成させることで初めて真価を発揮するという価値観があるわけです。ボルドーの1級シャトーの良い年のものであれば、人により好みはあるでしょうが、30年から50年は熟成するといわれ、稀にはSauternesのように100年を超える熟成をするものもあります。また、こうした価値観を創り上げているのはワインが純粋に好きな人だけとは限らず、むしろ投資目的でワインを買う人の存在も影響しています。発売直後、比較的安価で購入したワインが、その後数十年熟成するものであればその間の価格上昇も大きいので投資価値があるわけです。ただ、数十年もの長期熟成には10数度付近で一定した温度と高めの湿度、日射や振動から隔離された理想的な環境が維持される必要があります。熟成を経て初めて得られる深みのある香りと味わいは、他では得ることが不可能です。 逆に、こうした長期熟成を経なくても、瓶詰めされて出荷された時点で完成品として楽しめるワインもあります。というより、生産量からいえばワインの大部分はこういうワインです。こういうワインの場合は、生産後数年のうちに飲まれてしまうので作柄による影響が出にくく、長期熟成の可否より、発売直後のフレッシュさが売りになります。2000年のものでも1999年のものでも1998年のものでも、違いはないわけではないですが、その違いを的確に語れる人はプロのソムリエか、或いはその域に達したセミプロでしょう。 こういう事情ですから、ご質問に的確に答えるのは、本当に難しいです。 #2の方がおっしゃるように、たとえば2000年のボルドーは、良い年であるが故に真価を発揮するまでまだまだ時間がかかるというのが一般的な考え方です。しかし、別の説によれば、近年ボルドーでも早飲みスタイルというか、若いのにおいしく飲めるワインが増えてきました。これは某アメリカ人ワイン評論家の価値観が造り手に影響しているという説を否定できませんが、このことがワインの飲み頃の判断を一層難しいものにしています。 私の仲間うちでは、最近のワインは発売直後に飲むか、あるいは熟成を経てから飲むのがおいしいという点で意見が一致しています。つまり、発売直後は果実味なども比較的豊富でそれなりにおいしく飲めるが、数年経つと、果実味は消えてきたのに熟成感はまだ出てこないという、いちばんおいしくない、避けるべき時期が訪れます。その後、熟成香が出てくるとまた飲み頃となるという説です。 1997年のボルドーの場合、2~3000円で買えるシャトー(クラスでいうと概ね3~5級、または2級~5級のセカンド)について考えると、果実味は当初より消散傾向であったことから、このおいしくない期間に入っているものがあり、進み具合の早い一部のものを除きまだ熟成の域には達していないと思います。1994年~1991年のものについてはそのリスクは少なくなると思いますが、これら(1997、1994~1991)はいずれもお世辞にも良い年ではありませんね。 おそらく御同僚の方はワインの好きな方なのでしょうか。もしそうであれば、普段その方が飲まれているワインとあまりかけ離れていないスタイルのものを、ご予算を伺う限りAustralia、New Zealand、Californiaなどのものを探された方が無難 (より高品質のものに巡り合える可能性が高い) という気がします。これらの地域でその価格帯であれば、年による差は若いものであればそう顕著ではありません。古風な人はこれらの国のワインを「新世界」ワインとして敬遠する人もいるし、軽く見られている場合もありますが、品質的には同価格帯のフランスやイタリアのものを遥かに凌駕すると高く評価されているものもたくさんあります。 また何かわからないことがありましたらいつでもどうぞ。
- blackdragon
- ベストアンサー率35% (428/1222)
その年の気候・特に収穫前の降水量によって大きく左右されるものなので、地域によって全く当たり外れの年は異なります。 また、「最近のもの」というのがどの程度最近なのかにもよりますが、いい年のものほど、飲み頃になるのに時間がかかる傾向があります(特に重い赤)。従って、たとえば、フランス・ボルドーの6~7年以内の赤ワインなら、当たり年のものは、まだ飲み頃になっていない可能性が高いです。 (2000~3000円で、ボルドーの赤なら、97年が、比較的安価で、ちょうど飲み頃ではないかと思います。) 下に、ビンテージチャートを挙げておきます。 産地と年で照らし合わせて、数字が大きいほど良い年で、 Tだと、まだ早い Rだと、今が飲み頃 Eだと、そろそろ飲める Cだと、劣化している恐れあり といった感じです。
- shy00
- ベストアンサー率34% (2081/5977)
何処産をお考えでしょうか? とりあえず・・・ http://plus.naver.co.jp/browse/db_detail.php?dir_id=81202&docid=18488 を参考にしつつ、お店で聞いてみるといいと思います